ここまでマニフェストが違ってくると・・・
今年の4文字熟語にもなった「政権交代」。衆院選で民主党を大勝させたのは、間違いなく多くの国民であり、その(民主党に投票した)国民は、「生活が第一」「変わるのはあなたの生活です」と民主党のマニフェストに希望を託したんじゃなかったのかと思う。 目玉には、高速道路完全無料化、ガソリン税などの暫定税率廃止、子ども手当の一律支給等々。その実現に期待して民主党に投票した国民も多かったといえる。昨日(12月16日)、小沢幹事長は首相官邸を訪れ、鳩山首相に予算の要望書を渡し、「これは党というよりも、全国民からの要望。可能な限り、予算に反映させていただきたい」と要望書を提出。 いくら圧勝したからと言っても、「全国民からの要望」って言うのはちょっとおかしい。それに鳩山首相は、「内閣の政策に口出ししたら、権力の二重構造になる、内閣一元化による政策立案を」と言っていたのは、つい最近の話。正直、事業仕分けで国民にオープンにした手法は、(結果はともかく)本当に評価でき、政権交代だからこそ出来た成果だと思う。でも、「マニフェストは、国民との約束です。」と大演説した責任は何だったのか?政治家ってそんな嘘を平気で言っても許されるのかなぁ?ビジネス社会(一般社会)じゃ、間違いなく顧客からソッポを向かれ、市場から退場を命じられると思うけど・・・ 今日もいろんなところで意見交換していて、民主党を支持している人でさえ、今の政権に疑問を持っていた。ちょうどmixiのマイミクさんの日記を見ていたら、以下のようにまとめてくれていて、田川の僕の周りの人たちも同じように、「本当に大丈夫なのか?」って思っている。
[ 選挙前 ] [ 選挙後 ] 子供手当します → 財源は地方と企業にも負担させます 高速道路無料化します → 無料化は北海道限定です。旧国鉄の借金は税金で返します 事業仕分けでムダを削減 → 事業仕分けに強制力なし。財務省が主導してます。 埋蔵金を発掘して財源に充てます → 埋蔵金ありませんでした 農家への戸別所得補償をします → 予算が膨らんで首が回らないので見直します 国家公務員の天下り根絶 → 郵政の3役に天下りのボスを配置しました 国家公務員の人件費2割削減 → 法案を再来年以降に先送りしました 暫定税率を廃止 → その代わり環境税を導入します 赤字国債を抑制します → 過去最大の国債発行になります クリーンな政治を → 総理が数億単位で脱税してました 内需を拡大して景気回復 → 株安&円高 デフレ宣言
本当(嘘) 埋蔵金(嘘) 努力した(嘘) 無駄削減(嘘) 増税しない(嘘) 政権政策集(嘘) 傀儡ではない(嘘) 党首討論を行う(嘘) 庶民感覚がある(嘘) 国債を発行しない(嘘) 国民の生活が第一(嘘) 国策捜査ではないか(嘘) 高速道路完全無料化(嘘) 数の暴力は一切しない(嘘) 事業仕分けで無駄を省く(嘘) 最低賃金を1000円にする(嘘) 愛の在介で高福祉低負担(嘘) 核武装議論があってもいい(嘘) マニフェストは国民との契約(嘘) サラリーマンの平均は1000万(嘘) 脱官僚しようではありませんか(嘘) すでに説明責任は果たしている(嘘) 経理担当者が独断で行ってきた(嘘) 秘書の責任は政治家個人の責任(嘘) マニフェストじゃない政権政策集だ(嘘) 「夢物語」を現実にするのが民主党(嘘) 納税するくらいならボランティア支援(嘘) マニフェストは4年間を約束するもの(嘘) 財源は全て無駄遣いの削減で出来る(嘘) 私たちは正義の十字架を背負っている(嘘) 官邸で寝る間もなく対策に取り組むべき(嘘) 秘書が犯罪を犯したら議員バッジを外す(嘘) |
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2009/12/17 21:29
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