努力逆転の法則を克服するには・・・
福岡県議選まで残すところ半年。「まだ、半年もある」と感じるか、「もう、半年しかない」と感じるかでは、取り組みや気持ちも大きく違ってくる。人は出来事で悩むんじゃなくて、それをどのように受け取り、感じたかで悩んだりする。何でも前向きに明るくポジティブに考える人と、ネガティブな考え方で自分自身を落ち込ませてしまう人がいる。この違いは何なのかなぁと考えた。 ”努力逆転の法則”というのがある。失敗しないようにと思えば思うほど失敗が気になる。そして、他人の失敗に対しても許せなくなり、どんどん周りの人たちの心が離れてしまう。真面目に努力すればするほど、自分の至らなさに苛立ってしまう。完璧を求めながら、完璧からどんどん遠のいてしまう。 期待に応えようと猛烈にチャレンジし過ぎて、精神的にも参ってしまい、過労で倒れてしまったのでは、元も子もない。時に立ち止まり、ゆっくりした時間を何も考えずに過ごすことも必要なのかもしれない。先のことをあれこれ考えるよりも、今この時間を大切にすればいいんじゃないかと思ったりした。将来のことを真剣に考え過ぎて悩み、楽しい人たち、楽しい時間、楽しい場所にも関わらず、心はいつも将来の不安につかまったりする。過去を思い出しては、「あの時こうすればよかった」「何で、あんなことをしたのか」と心はどこか遠くにあるような状態になったりする。これじゃ、為す事も為せなくなる。こういう気持ちになってきた時には、”今”やるべきことに集中することかな。”今”をしっかり活動できれば、将来も過去もしっかり生きることにつながるんじゃないのかと思う。選挙情勢や人の気持ちのあれこれ心配しても、結局なるようにしかならない。 悪いことを想像をすると無意識のうちにマイナスイメージがすりこまれる。それが行動に影響したりする。不安や心配は、人の行動にブレーキをかけ、あれこれ考えすぎて絶好のチャンスを逃す。完璧を求めて、考えてばかりいても、結局疲れてしまって、何にも解決しない。だから、小さな行動から少しずつ前進すれば心が軽くなり、より行動が前へ前へと進んでいく。 他人の意見や評価に振り回されて、自分を見失うことも多々ある。確かに耳を傾けることも大事。あれもこれもやらなければならない事は山のようにあるけど、それに押しつぶされたんじゃ何のために取り組んでいるのかわからなくなり、気がつけば気持ちが落ち込んだりする。他者性じゃなく、あくまでも自主性が大事。自分の器や身の丈を知った上で、自分らしい努力と取り組みをする。結局のところ、ポジティブ思考になれるのか、ネガティブ思考に陥るのかは、過去でもなく、未来でもない今を見つめ、自分自身のアイデンティティと自主性を持っているかどうかというところじゃないかと思った。 大切なのは、THE BESTじゃなくていい。MY BEST!これがいい。 |
その他平成22年活動報告はこちらから>>
2010/09/25 23:34
Copyright © Since 2005 Kouzakisatoshi.com. All Rights Reserved.
|