大きな岐路に立たされる福岡県そして田川
全国知事会長で福岡県麻生渡知事が、8日の県議会最終本会議で「5期20年となると長すぎる。新しい人にバトンタッチした方が本県の将来のためになる」と述べ、今期限りでの退任を正式に表明された。ずっと保守と革新が激突し続けた福岡県知事選で、1995年多党相乗りで擁立されたのが麻生知事だった。退任の理由として、多選批判や人脈の高齢化を挙げられていた。麻生県政が終わり、新たな時代に突入していく、そんな記者会見だった。 国も地方も本当に大きな転換期に来ているなぁと感じる。内閣支持率の急激な下がりを見ていてもわかるように、民主党政権で本当に良かったのか?日本中の多くの人たちは、そう思っているんじゃないのか。かと言って、自民党の支持率も上向かないのは、従来の古い体質を抱え、殻を破りきらず支持者層を広げきらないところに原因があるように思う。地方の政治も同じで、組合組織や団体等の利害関係に縛られているから、現状の閉そく感を打破できないんだと思う。 福岡県は大きな岐路に立たされている。昨年の8月まで福岡県は、総理大臣を輩出し、地方公共6団体の半分が福岡県だった。(全国知事会長・全国町村会長・全国町村議長会長) 本当に福岡県にとって(田川にとっても)大きな痛手であると思う。でも、この危機的状況を何としても突破し、新しい福岡を自分たちの手で創っていかなければならないと思う。そのためには、政治家一人ひとりが使命感を持って、地域の将来ビジョンをしっかりと示し、実践していかないといけない。知事が変わると言うことは、意思決定機関である県議会が担う役割は、ますます大きくなってくると思う。だからこそ、県議会議員自らが具体的な政策立案を積極的に取り組むことで、議会の機能をいっそう発揮できる。法律によって大きな権限が与えられているからこそ、地域にとってより身近で大切な役割を県議会議員は担っていると強く思う。 本当に本当に大切な郷土。将来を担う子供たちのためにも、皆さん、郷土の将来を誰に託しますか? |
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2010/10/09 21:16
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