日本の新しい国づくり
初議会での初質問を考えていたら、次から次へと質問したいことが出てくる。とても質問時間16分じゃまとまらず、また他の議員と同じ質問にならないような内容にしなければと考えると、どこに焦点を絞るのか難しい。新知事がどのような政治姿勢でどんな政策を出してくるのか、それを予算にどのように反映させているのかがポイントなんだと思う。また、東日本大震災を乗り越えるためにはどうすればいいのか、大変な状況の中で、原発問題も含めて、英知とエネルギーを結集しなければならない。正直、百年に一度の経済危機と政変に、千年に一度の大地震に見舞われた日本で、地方議員としての政治家になった。何をやるのか、何を成し遂げられるのか、日本の今の状況、地域の実態、そこで暮らしているすべての人たちのことを想いながら、たった16分の質問を考えている。国政の迷走を見ていると、今、政治家特にトップリーダーに求められているのは、腹を括ることじゃないかと思った。大胆なまでに迫力を備えた、今までと全く違った構想力が必要なんじゃないかと思った。政治家だけじゃない、法律も制度も、平時じゃなく非常時に対応できないようでは、これはもう致命的であり、非常事態に対応できるような法治国家じゃなければ、国民の命も財産も守れないんじゃないかと思う。僕は、百年・二百年後に、日本の新しい国づくりは、2011年3月11日を境に始まったと言われるようにしないといけないと思うようになった。 大胆なまでに迫力を備えた日本再生のためには、当然大きな財政負担が必要であるけど、それを消費税増税で財源を賄うという発想にはquestion! やなぁ。多分、国と地方の借金は1,300兆円ということだから、増税という話になるんだと思うけど、国の資産や企業・個人資産ははいくらあるのか? そう言った資産を考えると、もっと思い切った財源が出てくるんじゃないかと思う。お札の発行、政府紙幣とか、いろいろ議論されている。過去の大変革・危機的状況に陥った時の、日本そして世界の歴史から学べは、答えは見つかると思う。 そんなふうに考えていたら、何を質問していいのかわからなくなってしまった。 |
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2011/06/09 21:16
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