神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
last update 2024/11/10 15:22
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志国(四国)への旅

念願がやっと叶った。高知土佐(龍馬と桂浜)へ連休を利用して行ってきた。四国へは仕事で、愛媛(松山)・香川(高松・さぬき)・徳島(鳴門)に2・3度訪れたことがあったが、高知にはなかなか機会がなかった。2ヶ月以上前から計画していて、急な衆院解散でどうなるか心配だったけど予約がパーにならずに良かった。(もし投票日が一週間遅れていたら行けなかった)

高知龍馬空港に到着し、乗り捨てレンタカーを借りて、龍馬の聖地桂浜へ。途中、武市半平太(武市瑞山)の旧宅とお墓(瑞山記念館)に立ち寄り、幕末志士たちの歴史を学ぶ。高知県立坂本龍馬記念館でも龍馬の手紙や軌跡、お龍の人柄なんかも掲載されていた。桂浜に着くと、昭和3年に建設された巨大な坂本龍馬像が立っていた。高さは、5.3mで台座を含めると13.5mもあるから見応えがあった。そして、さすがに黒潮波が高く荒々しかった。そして、生まれ育った上町にも足を運び、高知市立龍馬の生まれたまち記念館にも入館してきた。天守閣と追手門が残っている高知城も素晴らしかった。子供たちも初めて登った天守閣で何となく歴史を感じていたようだった。高知城近くには、熱気あふれる巨大屋台村”ひろめ市場”で土佐名物を食べ、かなり満足。夜も高知城のイルミネーションを見てきて、初めての高知を満喫していた。

2日目は、祖谷・大歩危(おおぼけ)で大歩危峡観光遊覧船で、エメラルドグリーンの清流や峡谷を見ながら船頭さんのガイドを聞いた。すぐ近くの妖怪屋敷はあまり大したことはなかったなぁ。ここでのメインは、何と言って、かずら橋と小便小僧で、どちらも絶景な場所で、やはり訪れてみないと写真を見るだけじゃ、素晴らしさはわからんなぁと思った。ここから、こんぴらさんまで1時間半ぐらいだったと思うけど、途中、細い山道を登った山中というロケーションで知られている純手打うどんの店”やまうちうどん”を探して行く。かけうどん小で200円で、麺とダシが”あつあつ””ひやあつ””ひやひや”から選べて、しっかりとしたコシで本当にうまかった。こんぴらさんへのお参りも初めてで、御本宮までかなりの階段で、膝が笑っていた。幸福の黄色い金のお守りも戴き、参拝してきた。ここから、四国霊場八十八箇所めぐりの88番大窪寺に着いたのが17時。小雪が舞い、かなり寒かったけど、ぎりぎり間に合って良かった。宿は徳島駅前に泊り、近くの居酒屋で食事をする。

3日目は、発願の寺「一番さん」1番霊山寺へ。そして、近くにある第九の里(鳴門市ドイツ館)に立ち寄った。知らなかった、第一次世界大戦で捕虜となったドイツ兵が暮らした、坂東俘虜収容所(ばんどうふりょしゅうようしょ)。第九日本初演の逸話を紹介するシアターがあり、ガイドさんからのお話でとても勉強になった。次は、大塚国際美術館に行ってきた。大塚国際美術館は、これで4回目となる。一度家族に是非見学させたかった。フランスのルーブル美術館やローマ・バチカン市国、ロンドン大英博物館等々、海外に行く機会があったから本物を見てきたが、家族はそんな機会もなく、だからここに来れば世界中の美術館の名画をリアルに体験できると思っていた。子供たちは、あまり興味なさそうだったが、さすがに妻は喜び、連れてきた甲斐があった。最後は、鳴門でうず潮クルージング、うず潮に大接近できる高速観潮船に乗船した。ちょうど満潮時だったので一番いい時間帯に乗船できた。あっという間の3日間だったけど、とても充実し有意義な旅になった。妻にも子供たちにもいい機会だったと思うけど、自分自身にとって何のために政治家を志を立てたのか、地域振興・企業誘致・新産業創出、原点に立ち返って、自分の為すことを確認する旅でもあった。折しも、新しい政権となり、これまでの経験・人脈が生かせる環境ができているようにも思う。これも巡り合わせなのかなぁ〜。時代が必要とする人材にならねば・・・


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