タイを真水で育てるように
ブログでも何度か、”オフの充実がオンの活力に”つながると書いてきた。ゴールデンウィーク後半(5月3日〜6日)は、家族一緒のオフを楽しんできた。屋久島から一時帰宅してきた誉行と一緒に、家族みんなで食事に出掛けたり、ワラビ狩りを楽しんだり、テニスやバトミントンで遊んだり、温泉に入ったり・・・明日6日からまた屋久島に戻るから、
次に会えるのは夏休みかな。今度は2ヵ月ちょっとの辛抱が必要。そして2学期は約4ヵ月間、会えなくなる。10才は親離れ子離れの時期と言いながら、やっぱり徐々に徐々に、自立できるようにしなければと思う。まるで、海水魚を淡水で飼うように、少しずつ海水から淡水に切り替えて、真水に耐えられるように体質改善していかないと、やっぱりどこかが壊れてしまうような気もする。 これは、四国高松の松平頼恕の話で、藩の財政を富ますために鯛を飼ってはどうかと提案した。家来は「それは難しゅうございます。鯛という魚は、潮の流れの速いところでないと育ちません。また、潮の満ちひきにも大きな関係があります。やはり、自然の海に任せるほうがよろしいかと存じます。」と答えた。翌日、池の鯛の様子を見た頼恕は、「海水に少しずつ真水を混ぜてくれ」と命じ、少しずつ海水を真水と入れ替え、そして最後には池の水は元通り全部真水と入れ替えられた。しかし、鯛は死なずに真水の池で泳いでいた。まぁ、このたとえは、頭から否定した家臣の固定観念の誤りを指摘しようとしたもので、常識とか既成のものの見方、考え方を取り払って、もっと別の方法はないか、もっとよい方法はないかと常に考えなければならないといったたとえだけど・・・ 僕の子育てでは、環境に適応できるように体質改善が必要だという親の素直な気持ちで実践している。(ちょっと都合が良い故事つけかなぁ〜)
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2013/05/05 22:02
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