必死に生命を奮い立たせようとしている一輪の花
一連の熊本地震は、未だに活発な地震活動が続いている。熊本県と大分県では、4月14日以降の地震の回数は、今日(7日6時)まで、合わせて1,285回に達するという。本当に何とかおさまらないものか。自然を相手に為すすべがない。 命さえあれば・・・1999年11月10日午前8時57分、JR日豊線で父は感電死した。JRが電流の異常を感知した時間だから間違いなく、ハゼを釣りにカーボンシャフトが2万ボルトの電気を通して一瞬の出来事だったと聞いた。昨日まで話をしていたのに・・・事故当時、現場の河川を見に行った時、川底から伸びた草花が咲いていた。逆流していた海水で濁っていたけど、一輪だけ咲いていた。濁流になっても流されることなく咲くんだなぁと不思議な気がした。もしかしたら、必死に生命を奮い立たせようとしている一輪の花を通して、どんなに困難な事が待ち受けていようが、力強く生きていけと語りかけていたのではないかと、ふと思う。 もう17年前にもなるのに、命日が近づいてきたり、何かあったりすると、必ず夢に出てくる。今回も熊本の伯母さんを心配し「聡、行って来い」と言いたかったのか、何日間か続けて夢の中で会っている。よく人はPPK(ピンピンコロリ)で死ねればいいと言われるけど、残された家族はこれほど残酷なものはないよなぁ。あれからね、本当に大変やった。アパートを引き払い添田に帰り、新築して火事になり、また新築して、AISを退任して選挙に立候補して、落選し、再度チャレンジして・・・あの時の一輪の花のように、何とか乗り越えてやってきた。
熊本がんばれ!大分負けるな!
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2016/05/07 11:40
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