続 益子ゼミ
昨日の続きになるが、益子ゼミの専門は経営情報管理論をである。大学2年生よりゼミに入るが、益子ゼミは就職のゼミで有名だった。そのため競争率がやたらと高かった。そんな事も知らずに1年生の時に、福岡県人会の4年生の先輩から、「神崎、おまえ、益子ゼミに来い」と言われ、何のゼミかもわからないまま受けた。後で聞いたが同期の殆どは優の数が10を超えていて、僕の一年生の時の優は、体育実技の1つだった。それでも益子ゼミに入れたのは、先輩のコネクション以外何ものでもない。実はこのゼミ、コネとネゴシュエーションの場でもあり、リアルな組織論そのものを勉強するゼミでもあった。また、ゼミ長や副ゼミ、会計から消耗品係りまでいて、自然に組織が形成されていく。そこには、きちんとした役割があり、消耗品係りといっても、用紙やテンプレート等が配布されなければゼミの作業は進まず、絶大な権限を持っていた。 どうも、益子ゼミは経営情報管理論を学びながら模擬的な経営や組織形成を体験していたのかもしれない。実際、社会人となり会社の経営も任されるようになったが、一番難しいのが人の問題である。モチベーションをいかに高めていくか、社員が自主的に動いていくためには、人についてどう考えているかをしっかりと浸透する事にあると思う。経営と情報それをマネジメントしないと役に立たない事を理屈じゃなく実践したゼミだと思っている。 2年生時の夏の軽井沢合宿。いきなり修羅場を体験させられる。猛勉強とスポーツ、毎回のようにある3分間スピーチ、そして夜の上級生からの呼び出し。ベットで寝ていると大変な目にあう。そして遊び(アスレチック)もあるが、これがまた容赦ない(?)というか気が抜けないゲームでもある。一つ一つが社会に出た時に、どんな困難な問題や抵抗にあっても、じっと耐え忍ぶ大切さを学ぶゼミでもあった。 |
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2006/11/13 20:54
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