令和3年度会派管内視察(添田町)
令和3年7月20日、21日で今年度初めての会派(緑友会福岡県議団)管内視察を行なった。JR日田彦山線復旧協議会の沿線自治体(添田町、東峰村)の地域振興に向けて、会派としても力強く振興を図っていこうという考えでの視察であった。
県内各地から選出された県議が20日11時半に添田公園駐車場に待ち合わせ、神崎聡幹事長の自宅を訪問。そこから徒歩1分のところにある添田町にある「ピザ カフェ&デリ:ヒシミツ」でランチをとる。ここは、創業140年の歴史ある醤油蔵「ヒシミツ醤油 中村典夫商店」が、2017年にイタリア料理店へと生まれ変わり、福岡市や北九州市など県内外から来客が訪れている。2年前に神崎聡幹事長が委員長をしていた総務企画地域振興委員会でも訪問している。
昼食後13時より、国指定重要文化財「旧中島家住宅」を視察。小倉から英彦山への日田道には、国指定重要文化財「中島家」をはじめ、町指定重要文化財「中村家」や1599年法光寺など今なお残る歴史的建造物が数多く存在している。中島家住宅は現在約4億8千万円をかけ修復工事をしており今年度12月に完成予定となっている。民間活力により「ヒシミツ」のようにリピード客や多くの観光客が来る施設として生まれかわるように活用を方法を広く募集している。
昨年6月にアメリカ・ハリウッドから移住・移転してきたいIY−Global社を訪問。2012年の「ミス・インターナショナル世界大会」で日本人初のグランプリに輝いた女優の吉松育美さんと映画監督、ディレクター・プロデューサーのマットタイラーさんが、活動拠点を米ハリウッドから九州・添田町へ移し、制作会社を立ち上げ、九州の魅力を伝えたいとロケ誘致を目指す。またミスアカデミックを立ち上げている。既に添田町の施設(そえだJOY)を活用し、添田町もプロジェクトチームを発足させている。様々なイベント事業等の構想の聞きながら意見交換をしてきた。
次に添田公園内にある「そえだJOY」を視察。添田町役場からJR日田彦山線復旧問題進捗状況の説明や意見交換とIY−Global社が利用している館内を見ながら、町有財産の活用の可能性を視察する。
21日は、日本三大修験道の山の一つである「英彦山」の標高800mに位置する「福岡県立英彦山青年の家」を視察。英彦山の大自然が魅せる四季折々の景観と数多くの動植物が生息し、野外活動・文化活動・スポーツ・レクリエーションなどを快適に体験できる宿泊型社会教育施設で本年度で創立50周年を迎えている。新型コロナウイルスの影響で利用者が激減し、新たな取り組みを実践。地域や学校との連携・協働した「そえだドリームプロジェクト」添田小学校との連携事業を実施している。4泊5日で午前中は普通授業、午後からは体験活動で、学校と社会教育の連携などに取り組んでいる。
最後は現在解体作業中のJR日田彦山「彦山駅」を視察。BRTで復旧する彦山駅周辺整備など、駅前広場を広く活用し、桜を残し、イベントスペースや大型バスなども駐車できる駐車場として、既存の休憩所と一体となるような待合所の整備などを計画している。彦山駅前に住まれている元添田小学校校長先生の樋口善一先生から話や要望などを伺う。
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2021/07/23 06:02
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