なぜ道州制なのか?を考える
これまでの仕組みやシステムのまま継続発展させていくのか?それとも新しい国づくりや今までとまったく異なった社会システムに移行しようとするのか?この閉塞状況を突破するためにはどうすればいいんでしょうか?規制緩和と特区によっていろいろ提言と実行もできるようになった。もう一度「なぜ道州制なのか?」を考えてみる必要があると思う。ただ財源委譲の建前にすぎない制度じゃなくて、地域が生き残りをかけた知恵を出し合うところにあるんだと思う。優秀な人材、モノ、お金、情報・技術を自分たちの中からじゃなく世界から調達する事、それを有効に利用することができるかどうか、これからの繁栄の方程式だと思う。地域は産業基盤をしっかりとつくり、それを可能とする財源を確保すること。そのためには地域が立法権を持つことが何より大切だと思う。だから、「道州制」という事じゃないかと思う。いくら財源を移譲し特区をつくっても法律の裏付けがなかったら世界から調達なんてぜったいにできない。九州という括りでみると経済規模は韓国とほぼ同じであり、オーストライアよりも大きい。 選挙の焦点も、もっとスケールの大きな明治維新以来の社会システムをどうするのか、ほとんどの人たちは小さな政府を望んでいるし、地方分権社会を待ち望んでいて、これまでの製造者・生産者・提供者の視点から、消費者・利用者・生活者の立場の政治を望んでいるんじゃないかと思う。道州制は市町村合併とは全然違うわけで、北海道を道州制のモデルにするんだったら、比較・競争するためにも九州も道州制導入を検討すべきだと思う。「独立自尊」を今一度九州は考えなければ埋没してしまう。 |
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2007/07/14 15:55
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