パニック状態か?
嘘やろう!お昼のニュースを聞いて驚いた。9日のニューヨーク株式市場678ドル安の急落を受け、東京株式市場が一気に9,000円を割り込んで、一時下げ幅が1,000円を超えていた。各国協調して不良債権買い取りや公的資金注入など対策が取られているにもかかわらずだから、売りが売りを呼ぶ、まさにパニック状態になってきた。経営破綻も相次いでいる。Jリート(不動産投資信託を発行)初の破綻、ニューシティ・レジデンス投資法人の負債総額は1,123億円。大和生命は2,695億円。日銀は金融安定化のため午前中だけで3兆5,000億円を市場に供給した。 どうすればいいのか。僕は少子・高齢化時代に対応したプログラムの集中実行によって内需が拡大できるんじゃないかと思う。特に住宅・土地税制の改革と連動させた都市再生事業や地方の魅力ある地域づくり、高齢化社会に対応した医療・福祉・健康関連事業である。これらの政策によって団塊世代の人たちに新たなライフスタイルを提供・投資意欲を刺激して、新たな住宅需要を喚起させる。その効果が全産業に波及して景気の大波動を生み出せる。これまでの外需主導型から内需主導型へ、民間投資と個人消費への政策転換こそが、この危機的経済状況からの突破力になると思う。 国内外とも危機的である。その危機を知りながら何も対応しなければ、本当に茹でガエルになってしまう。こんな状態でも民主党他野党はまだ総選挙だと言っている。小沢代表は「国民の生活が第一」とスローガンを抱えているが、実のところ「私の生涯の政治目標は政権を代えることだ」と言っている。これが目的だったら話にならない。政権が民主党になったりすれば、それこそ日本は茹でガエルになってしまうんじゃないのかと恐ろしくなった。
2008/10/10 13:02 |
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