沈まぬ太陽
予定していた行事が急にキャンセルになり、久しぶりに家族で映画を楽しんできた。妻と2人で「沈まぬ太陽」を観賞し、子どもたちは別の映画を観ていた。日本航空をモデルにした国民航空社員で同社の労働組合委員長を務めた主人公、恩地元が受けた不条理な内情を描き、人間の真実を描いた作品。1985年8月12日、史上最悪の死者を出した御巣鷹山の日航機墜落事故を主題に、航空会社の社会倫理と政治と癒着した往年の航空会社の内情を鋭く描いている映画だった。なかなか感想を書くのが難しいなぁ〜。観ていて涙が出てきたのは、まだ鮮明に覚えている御巣鷹山の事故の場面。それと、家族と離れて自分の道を貫いた主人公を、成人した子供たちが暖かい眼差しで見るようになった場面。 観終わった後に、フィクションと言いながら限りなくノンフィクションに近いのかなぁって思い、実際に遺族の方やモデルになっている人や組織はどんな想いで観たのかなと思った。最後の方は、何となくスッキリしない終わり方だった。 まぁ、今日は家族全員が久々に何にも行事がなかった一日だったから、リラックス・休養が十分とれた休日となった。 |
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2009/11/29 19:45
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