令和8年2月8日9日で、県民生活商工委員会が開催、また管内視察も実施されました。委員会の議題としては、
� ‖莽纂(_�県男女共同参画計画の答申について
�◆(鷙雹�項
○「グローバルコネクト福岡」の取組について
�� 今後の委員会活動について
調査事項として、執行部から「第6次福岡県男女共同参画計画(令和8年度〜12年度)」の答申内容について説明を受けました。
本計画は、現行の第5次計画の期間満了に伴い策定されるもので、
男女共同参画社会基本法をはじめ、女性活躍推進法、DV防止法、困難な問題を抱える女性への支援法などに基づく県の総合的な基本計画です。
今回の答申では、
・女性の就業率は向上している一方で、管理職比率や賃金格差などの課題が残っていること
・DVや性暴力の相談件数が増加傾向にあること
・困難を抱える女性の問題が多様化・複雑化していること
など、現状と課題が整理されています。
その上で、働く場や地域における女性の活躍推進、男性の家事・育児参画の促進、あらゆる暴力の根絶と被害者支援、困難な問題を抱える女性への切れ目ない支援、固定的な性別役割意識や無意識の思い込みの解消
といった3つの柱を中心に、今後5年間の取組の方向性が示されました。
県民一人ひとりが性別にかかわらず尊重され、安心して暮らし、自分らしい生き方を選択できる社会の実現に向け、議会としても引き続き内容をしっかりと確認し、議論を深めてまいります。

管内視察先は以下の通りです。
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福岡市天神のワン・フクオカ・ビルディング内に開設された 「グローバルコネクト福岡」 を訪問しました。グローバルコネクト福岡は、2025年5月、世界的なスタートアップ支援機関である CIC(ケンブリッジ・イノベーション・センター) の福岡進出を大きな好機と捉え、福岡県が CIC Fukuoka 内に設置したスタートアップ支援拠点です。
この拠点をハブとして、
・グローバルなスタートアップエコシステムの形成
・県内スタートアップの大規模な資金調達支援
・国内外企業とのビジネスマッチング創出
・海外展開や世界市場への挑戦の後押し
を一体的に進めていくことが期待されています。
視察では、スタッフの皆さんから施設の概要や具体的な支援内容について丁寧な説明を受けました。
単なる相談窓口ではなく、海外投資家やグローバル企業とのネットワークを活用しながら、スタートアップの成長段階に応じた支援を行う“実践的な拠点”であることがよく分かりました。
福岡はこれまで、スタートアップにとって「起業しやすい都市」として国内外から高い評価を受けてきました。
今後はそこからさらに一歩進み、
「福岡で育ち、世界で勝負する」
「世界から選ばれ、福岡に集まる」
そんなスタートアップを生み出していく段階に入っています。
県民生活商工委員会としても、資金調達の相談支援、人材マッチング、県内企業との連携促進、そしてスタートアップが挑戦しやすい制度・環境づくりに、引き続き力を尽くしてまいります。
天神という都市の中心に、世界と直結する拠点が生まれたことは、福岡県の産業政策にとっても大きな意味を持ちます。
今回の視察を通じて、福岡がアジア、そして世界へとつながるスタートアップ拠点として、確実に進化していることを強く実感しました。
福岡から世界へ挑戦する皆さんを、県議会として、そして委員会として、全力で応援してまいります。



�� 筑紫野自動車学校
今回の調査項目は、「地域における交通安全教育センターとしての役割と取り組みについて」です。
自動車学校は、単に運転免許を取得するための施設ではありません。
地域に根ざし、初心者から高齢者、さらには外国人まで、交通安全を支える重要な教育拠点としての役割を担っています。
視察では、日々の教習や安全教育を通じて見えてくる道路環境の課題について、現場の声を詳しく伺いました。
教習指導員の皆さんは、プロの視点と、初めて運転する方の初心者目線の双方から、
・見通しの悪い交差点
・分かりにくい道路標示や標識
・危険が潜む生活道路
など、行政が把握しきれていない具体的な課題を数多く指摘されていました。
こうした現場の気づきは、道路整備や交通安全対策を進めるうえで、非常に貴重なものです。
また、近年増加している外国人の運転免許取得に関する課題についても、率直な意見交換が行われました。
制度上の課題や、言語・文化の違いによる理解の難しさなど、現場ならではの懸案事項が示され、委員会としても改めて課題の整理と対応の必要性を認識しました。
質疑応答では、委員と現場の皆さんとの間で活発な意見交換が行われ、
「交通事故を未然に防ぐために、何ができるのか」
という共通の思いが強く伝わってくる視察となりました。
県民生活商工委員会としては、こうした地域の交通安全教育を担う現場の声を、しっかりと行政に届け、施策に反映させていくことが重要な役割だと考えています。
今回の視察を通じて、自動車学校が果たしている役割の大きさ、そして地域における存在意義を改めて実感しました。
今後も、県民の皆さんが安全・安心に暮らせる交通環境の実現に向け、現場に根ざした議論と提言を続けてまいります。



�� I-PEXキャンパス
I-PEXは、スマートフォンやパソコン、電気自動車、医療機器など、現代社会に欠かせない製品に使われる「コネクタ」を製造し、世界市場で高い評価を受けている企業です。
私たちが日常的に使う完成品の裏側で、こうした高い信頼性と精密さを求められる部品が、日本、そして福岡でつくられていることを、今回の視察で改めて実感しました。
特に印象深かったのは、大学の跡地を活用して整備されたキャンパス型の拠点であるという点です。
緑豊かで開放感のある環境の中に、研究・開発・製造の機能が集約され、社員の皆さんが誇りをもって働いておられる姿が強く印象に残りました。
単なる工場ではなく、
「人が育ち、技術が磨かれ、新しい発想が生まれる場」
として設計されていることが、現地に立つことでよく分かります。
県民生活商工委員会としては、
・県内産業の競争力強化
・ものづくり人材の育成・定着
・地域経済への波及効果
といった観点からも、I-PEXキャンパスの取り組みは非常に示唆に富むものでした。
人口減少や国際競争の激化が進む中で、地方に拠点を置きながら世界と勝負する企業の存在は、福岡県にとって大きな希望です。
また、こうした企業が根付くためには、インフラ整備や人材育成、産学連携、そして行政の的確な支援が欠かせません。
今回の視察は、日本のものづくりの底力を感じると同時に、
「行政として、何を支え、どう後押ししていくべきか」
を考える大変貴重な機会となりました。
福岡から世界へ。その確かな一歩を、現場で実感できた視察でした。
今後の委員会活動、そして県政にしっかりと生かしてまいります。



2026.2.9 |