学校と実社会の違い
子どもたちも高校生・中学生・小学生になり、それぞれ勉強にクラブ活動に習い事に毎日精を出している。僕らの時代(僕らじゃなく、僕自身と書くべきかな)と違って、かなり勉強をしているなぁって感じる。これから受験生になるわけで、本当に正念場を迎えてくる。試験(受験)には必ず正解があり、点数を取るには易しい問題から解いていくのが鉄則である。ところが、実社会には正解というものは存在しない。易しい問題から解決するということもなく、ランダムにやってくる。難しい問題を先送りすると、必ず衰退に向かうものである。正解があるかどうかわからないし、参考書もない。そんな中でどうするかを考えるのが実社会なんだと思う。 時代が大きく変わろうとしている今、子どもたちは、どのようにして決断力を学んでいくのかなぁ〜。かって、日本人に要求されてきたのは忍耐・妥協そして神頼みであって、決断じゃなかったように思う。時代がそれを求めなくなった。今、国際社会から決断を求められている鳩山首相は、難しい問題を先送りしても国益を損なうだけ。国政は言うに及ばず、地方行政も企業も地域も個人も、感情に流されない冷静な目と自分が何をやりたいのかという”こだわり”を持ち続け、先見性をもって臨機応変に決断しなければ難局は乗り切れないと思った。
2009/12/10 13:45 |
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