紅葉のように・・・
今年もいろいろな出来事、事件・ニュースがあった。人間には必ず表と裏がある。本音とたてまえで生きているのかもしれない。本音を通し過ぎると、何かとギクシャクしてくるし、たてまえばかりだと人が寄り付かない。きっと、この2つのバランス感覚を備え、保てる人が何とも人間らしくていいんよなぁ〜。自分自信の良い面だけじゃなくて、弱みや裏の部分すべて見せても、それでも人から尊敬されるような・・・人がついてきてくれるような人物になりたいものだと思う。(なかなか難しい) 良寛さんじゃないけど、”うらを見せ、おもてを見せて、散るもみじ” この句に尽きるような気がしてくる。こんな人生を送れたら幸せやろうなぁ〜と思う。今年の大河ドラマ「天地人」は、兼続が掲げた「愛」の精神をテーマとしていたが、その愛を支えたのが「紅葉の教え」だったんだと思う。「義」を重んじ、上杉家のためには、(冬仕度する幹の為、散りゆく紅葉のように)自らの命も差し出す覚悟で挑んだ侍の姿だったんだと・・・ゆずり葉を思い出した。 ”譲るため 散った紅葉の 鮮やかさ” |
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2009/12/29 21:41
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