田川地域の将来ビジョンづくりの要は人材育成なのに・・・
これからの田川にとって一番大事なところは、人材育成なんだと認識している。その教育の拠点となる学校がなくなると言うのは、地域の将来ビジョンをどのように考え、どういった街づくりを行なっていくのか、住民の皆さんにきちんと説明しないといけないんだと思う。地域にとって教育が一番大事なんです。 県政に挑む立場から考えると、平成19年(2007年)3月で福岡県立田川農林高校と福岡県立田川商業高校が閉校になり、現在の田川科学技術高校に統合された。香春町、添田町から県立高校がなくなってしまったという事実。郷土の均衡ある発展を目指すべき県政が、福岡県立大学、東鷹高校、西田川高校そして田川科学技術高校と、どうして田川市だけに県立校を集中しなければいけなかったんでしょうか? 田川郡から県立高校が2校もなくなってしまった責任を誰がとったんでしょうか?このこと一つとっても、地元選出議員の責任は極めて大きいと思う。またその後、福岡県消防学校の田川農林高校跡地への誘致活動が行なわれてきたが、結局、嘉穂工業高校跡地へと移転先が決まった。 政治は結果がすべて。需要を創出し、地域の歳入増加に一番力を入れ、地域の教育力を高めなければならないのが、地元選出議員の役割だと僕は思う。これほど地域にとって不幸な事はなく、地域の将来に大きな損失をもたらしたと言っても過言じゃないものと僕は思う。学校が存在することで、人・物・金・情報が流通し、交通網や地域経済も活性化される。地域のおける県議会議員の役割は、地域の歳入増加であり、この地域は何で飯を食っていくのかという将来ビジョンを示して、具体的に行動するという一点に尽きるんだと思う。企業誘致も新産業創出も既存産業の活性化も、役所がただ制度や仕組みを作っただけじゃ動きません。何よりも経験、人脈、熱意そしてスピード感がいるんです。今必要なのは、地域の皆さんと共に、リーダーシップを持った、新しい発想のできる若い政治家が求められているんだと思う。僕は、豊かさと安心できる社会を実現するために、自ら第一線となって、田川の将来を切り開いていきたいと心から思っている。 |
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2010/03/16 10:06
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