日本人の美意識〜散る桜の美しさ
昨日(4月1日)ブログのエイプリルフールは、おもしろ画像を貼りつけました。2010.04.01の下に黄色の文字で、”PS:April Fool's Day で害のない嘘もいいでしょ。” と付け加えておきましたが、気づかれたでしょうか? 4月1日は全国各地で、約76万人の新社会人が誕生したと報道されていた。大変厳しい就職活動を乗り越えての入社式で、緊張の中にも期待と不安、そして夢と希望を胸にふくらませた一日だったんじゃないかと思う。一方で、大学・高校生の就職内定率は、あの就職氷河期よりも厳しい状況というから、まだ就職先が決まっていない学生にとって本当に辛い日々を送っているんだと思う。景気は緩やかな回復傾向をたどっているらしいけど、依然として失業率は高止まっているから、政治がゴタゴタしている状況じゃないと思う。1にも2にも景気回復と雇用創出に取り組んでほしいと思う。就職もたくさん頼まれたりするけど、本当に厳しい状況なんだと痛感している。 3月末は卒業や退職する人たちとの別れ、そして4月は新しい人との出会いが始まる。桜の花も昨日からの雨と風で、まだ8分咲きなのに、かなり散っている。桜の花は、しおれたり枯れたりして、花びらの一枚一枚がヒラヒラと落ちたりしない。花が一つ丸ごと落ちてしまう。絶頂の時の姿そのままで落ちるんよなぁ〜。何か日本人の美意識っていうか、一斉に開花して一斉に散る。日本人はこの桜の散り際の美しさ、潔さを誇りとしているんやなぁ〜と思う。 ”散る桜 姿そのまま 美しく” ”一年中 咲けば桜も あきられる” ”惜しまれて 惜しまれて すぐ忘れられ” |
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2010/04/02 17:07
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