職住近接の街づくり
地域・地方の時代は、別に東京に対抗する必要もなければこの九州が世界とどう関わっていけるかが問題になってくる。いろいろとイベントやプロジェクトをつくっても一時的なカンフル剤にしか過ぎず、経済というものは毎日人が来て、情報が集まり、お金を落とし、企業が根付く、そしてまた人が来る。恒常的に来てほしい人・情報・企業とは何で、それを受け入れるインフラはどうあるべきかが大切だと思う。そういったグランドデザインが重要であり、世界中から人・モノ・カネが集まり続ける循環をつくるべきだと思う。そのためには、地域の資源を活用して自分たちが住む街、住みたくなる街づくりを考えねば。一度観光で来た人、例えば国内外の会議を田川で開催しその参加者たちが退職後に住みたいと集まってくる。子供や孫も来て、24時間型の情報産業までも集積される。こんな自然豊かで森林浴ができる地域でビジネスのアイデアを出し合ったり、散策したり、職と居住空間が一体となった街づくり、シリコンバレーはそんな理想的な地域でもあった。 |
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2006/06/08 09:54
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