希望を失わないで・・・
この未曾有の危機に日本はどうなっていくのか、被災地に見舞われている方は言うまでもなく、日本中が不安と絶望感・苦しみの中にいる・・・そんな空気に包まれている。全然規模が違うけど、僕は12年前に父を突然の事故で亡くし、10年前に新築した家を類焼ですべてを失った。でも、間一髪で妻が家族を救出し、家族が無事に生きていてくれた。家族がいてくれたから、あの時頑張れたんだと思う。家族が一つになることで一筋の希望が湧いてきたんだと思う。 もう一度、同じ家を建て、亡くなった父に報告しないといけん。そんな想いもあった。偶然焼け残った30年前に亡き父がつくってくれた家で、1年半の間、僕ら家族はずっと寝袋で生活していた。電気の明かりは、裸電球で過ごし、テレビもない。冬は洗濯が乾かず、毎日近くのコインランドリーに通っていた。便利すぎた生活が一変し、何から何まで30年前の生活に戻ったような生活を続けた。絶望の中でも一筋の希望を持てたからこそ、そこから復興できたんだと思う。 巨大地震・大津波・福島原発事故・・・死者・行方不明者が多く出て、本当に大変な事態になっている。政府や政治家は、こんな時こそ国民の生命と財産を守るため、被災者の方への慰労と復旧・復興支援に万全を期して頂きたいと心から思う。何としてもこれ以上の災害を最小限で食い止めて欲しい。被災者の皆さんは、言葉じゃ言い表せないくらい失意の中にいるに違いないと思う。でも、いつかきっとという”希望”を失わないでほしい。頑張れ宮城!、頑張れ岩手!頑張れ福島!そして頑張れ日本! |
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2011/03/16 22:48
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