神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
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真の学力をつけること、たくましく生きる力をつけること。

11月20日(金)15時より吉塚にある福岡県吉塚合同庁舎で、福岡県と田川郡との教育条件確立学習会に出席。田川の厳しい教育環境の改善のために、これまで児童生徒支援加配、指導方法工夫改善教員が手厚く配置されてきたが、田川には国の基準では対応しきれない様々な問題を抱えた子供たちがいる。生活に困窮する家庭からやっと登校する子供たち、不登校問題そして学力を見ても、全国平均を下回っているのが現状である。はじめて出席したので、挨拶の言葉に戸惑ってしまったけど、基本的には田川の子供たちの学力向上のために、教師の質と量を豊かに高めてもらうこと、それができてこそ、厳しい環境下にある田川の子供たちに真の学力とたくましい生きる力をつけることができるんだと思っている。という趣旨の挨拶をした。ただ、これまでの取り組みで少しずつであるけど、学力は高まってきているかもしれないけど、未だ十分な学力として反映さあれていないところは、反省すべきことだとも申し上げた。今日は、田川郡内から教育長や小中学校の校長先生の方々、そして加配として配置されている先生方の多分殆どが参加していた。新学期早々、しかも中学校においては受験を控えながらの参加であり、それ程の想いでこの学習会に参加されていることをしっかり県教委として受け止めてほしいと最後にお願いをした。

ん〜ん!はじめて参加した僕にとって、かなり考えさせられた。荒れている学校もあり、本当に受験を控えている学校において、この時期にすべての教育長・学校長や加配の先生の方々が学校を空けてまで懇願する機会だったのか。来年度予算編成がある今の時期だからというのかもしれないけど、子供たち一人ひとりの学力や進路を考えるんだったら、今が一番大事な時期じゃないのかなぁと率直にそう思った。何れにしても、県教委へのお願いと同時に、配置された教育の活用方法や、子どもたちへの関わり方の適切な指導と監督が適切に行なわれ、田川の子供たちの真の学力向上とたくましく生きる力を育む教育の実践を図るように県教委に要望させてもらった。

田川の教育も経済も本当に厳しい状況であるということは間違いない。でも、嘆いてもしかたなく、これを克服するための手段や努力が必要。考えようによっては、もう這い上がるしかなく、伸びる要素は十分にある。だからこそ、ここでしかできないスタンダードを僕は創っていきたいとも思う。田川・筑豊の気質、日本人としての良さ、起業化による雇用創出を実践していきたい。日本大学商学部会計学科を卒業して、近頃わかったことがある。何で、日本では会計士が育たず、税理士が発達してきたのか。それは、借金して会社をつくるか、投資してもらって会社をつくるかの違いだと・・・ここ筑豊には義理と人情があり、信用を勝ち取ることが人生で何より大切なことなんだと。


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