緑友会福岡県議団沖縄視察〜石垣島
2月12日(日)、2泊3日の日程で緑友会管外視察。視察目的は大きく2つ。沖縄県八重山地方(石垣市、竹富町、与那国町)の中学公民教科書採択で同一教科書を採択されなかった件で、県教委や文科省にも大きな波紋を呼んで、新聞等で大きく報道された問題。石垣市教育委員会の玉津博克教育長と直接意見交換をしてきた。かなり報道内容とは違うなぁと率直にそう思った。平成23年度採択日程に係る活動経緯から、教科用図書八重山採択地区協議会の規約の説明も受け、そもそもなぜ新たな規約を作ったのか、教育長の教育のかける熱い想いや文科省の教科書採択の在り方の改善についての通知の説明を聞きながら、教育改革には本当に強いリーダーシップが必要なんだと感じる。 僕の地域でもまったく同じ事が言えるんじゃないかと思った。玉津教育長を動かしたのは何だったのか。それは、教科用図書採択地区と採択手続きについてからだと・・・ 採択は、採択権者が自らの権限と責任において、適正かつ公正に行う必要がある。このことは、教科書に対する国民の信頼を確保するためにも、極めて重要なことである。このため、教科書発行者の適当な宣伝行為等の外部からの影響に採択結果が左右されることのないよう、採択における公正確保の徹底を図るための措置を講じる必要がある。また、教職員の投票によって採択教科書が決定される等採択権者の責任が不明確になることがないよう、採択手続きの適正化を図ることも重要である。 これを実践するためには相当なパワーが必要だったんだと思った。やっぱり直接聞かないと真意がわからない。足を運び、直接見聞きし、それを自分なりに頭で考える。それを活かしていくことが僕らには求められているから、本当に来てよかった。また、石垣市議会議員の仲嶺忠師市議との意見交換も行なった。仲嶺市議は今年1月3日に尖閣諸島の魚釣島に上陸をしている。新聞で知っていたけど、これも直接話が聞けて良かった。国土を守る気概や無人島にしないために産業を興し、生活基盤をつくらないと明日の未来はないという想いに心を打たれる。僕らの知らないところで頑張っている人たちがたくさんいる。 |
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2012/02/13 22:20
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