活力ある日本を造るためには・・・
企業に勤めていた時、よく海外視察等に出かけていた。浪人時代の6年間ですっかり田川だけの生活になってしまい、海外に視野を広げる余裕も興味関心も薄れていた。(それでも、6年間の浪人時代、フランス(貿易)とタイ(ライオンズクラブ)を訪問) 県議会議員になって、香春岳周辺のニホンザルの件というヒョンなことからベトナムに行き出した。海外に行っていつも思うことは、どこもエネルギッシュで物凄く刺激を受けて帰国すること。どうして、こんなにも外国には活力があるのか、特にアジア諸国に行くといつもそう想う。街は車やバイクの騒音と、何よりも若者が多く、活気がある。生活も決して豊かじゃなく、貧困にもかかわらず、なぜか”希望”に満ち溢れている。日本のように成熟した社会じゃないから、これからどんどん伸びていくんやろうなぁ〜と悔しいかな、そう感じている。 日本は労働人口は、毎年40万人減少していて、今後30年間で2,000万人も減少すると予想されている。このままじゃ経済成長どころか、GDPも現状を維持できず、先進国からも脱落しかねないというレポートも出されている。人口減少に伴う労働力問題を克服するには、6月定例会代表質問でワークライフバランスについて質問したが、これまで以上に女性の社会参加を推進し、海外からの高度で若い人材を積極的に受け入れていくしかないと思う。僕の選挙時の基本政策の一つである、アジアにおける人・もの・情報の交流拠点をつくり、海外青年協力隊を進めていかなくてはと強く思っている。いかに、海外から人・もの・金・情報を獲得できるか、この一点に日本の将来・地域経済の将来がかかっている。外国人労働者の受け入れにはネガティブイメージが強い。それは、日本の文化や土壌が受け入れになじんでいないんであって、国と国、地域と地域の戦略的パートナーシップとして、海外からの企業立地協定同様の措置で考えれば、様々な分野での受け入れが可能になるんじゃないかと考えている。 |
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2012/08/09 21:43
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