産炭議連視察〜環境行政・循環型社会の構築に向けて
10月9日‐11日の日程で、県産炭地域活性化促進議員連盟・JR福北ゆたか線活性化促進議員連盟合同での管外視察。視察先は、兵庫県庁でJR姫新線利便性向上対策事業について兵庫県県土整備部から説明を受け質疑応答をする。年間利用者増やすための取り組みとして、輸送改善事業や周辺整備、2年間の社会実験での増便試行運行、沿線市町を中心とした利用促進活動等々、様々な取り組みから事業効果の検証と今後の展開について、とても参考となるものだった。JR議連じゃないけど、地元のことを考えると、後藤寺線を何とかしないと、やはり田川の利便性の向上にはつながらない。桂川駅に駐車して博多に通勤されている人が多く、後藤寺駅周辺の駐車場無料化や新飯塚‐田川後藤寺間の増便等何かできないものかと思った。 また、京丹後市エコエネルギーセンターでは、バイオガス発電所を視察する。平成15年にNEDO技術開発機構「新エネルギー地域等集中実証研究」に採択され、京都エコエネルギープロジェクト(KEEP)をスタートさせている。このプロジェクトの目的は、自然エネルギーとその他の新エネルギー等を適正に組み合わせ制御することで、安定した電力・熱供給を行うための必要なデータ収集・分析だったという。実証研究後は、京丹後市エネルギーセンターとして管理運営をスタートしている。食品会社等から出る食品系未利用資源(食品廃棄物)をメタン発酵させ、バイオガスと液肥に再資源化する先進的な施設であり、究極の循環型社会を目指そうとしている。いろいろと課題もあるけど、田川地域にもこんな施設があれば環境学習の面からもエコツアーとしての観光振興の面からもとても有効だと感じた。 福知山市環境パークでの視察では、わざわざ市議会議長も駆けつけられご挨拶を受ける。廃棄物の原料・再資源化を推進するリサイクルプラザにおける取り組み等、県ではなかなか聞くことができない市町村・広域での環境行政の取り組みが聞けた。やはり住民の皆さんの協力・理解なくしてこのような取り組みはできない。全国でも有数な先進地を視察することで今後の持続可能な循環型社会の構築に向けた施策を考えることができる。 |
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2012/10/11 22:41
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