むごい教育
久しぶりに友人たちと一緒に自宅で食事をした。田川の子供たちの教育や人を育てるにはどうするか、いつも為になることばかりで、大いに刺激を受ける。「むごい教育」についても考えさせられた。 徳川家康は幼少時代に今川義元に人質と預けられいた時に、義元は家臣に向かって、「この子供(徳川家康)に、”むごい教育”をしてやれ」と言った。それを聞いた家臣が、「”むごい教育”とはなんですか?」と尋ねる。すると、義元は、「朝から晩までうまい物を食わせ、冬は暖かく夏はすずしくなるように大事にすることだ。そうすれば、大抵のものはダメになる。」そう答えた。 家康がダメにならなかったのは、家康の家臣が、この”むごい教育”をさせないようにしていたそうで、この話で大いに盛り上がり、教育で大切にしなければならないのは何なのか、本当に考えさせられる。むごい教育というと何となく、残酷で悲惨な教育という意味だけど、まさに甘やかして、苦労をさせなかったら、人間ダメになっていく。戦国時代であっても、現代でも子供の教育は同じだと思う。何不自由なく、生活ができる現代の教育は、まさに”むごい教育”なのかもしれない。本当に不自由さを知って、はじめて自由の有難さがわかるし、お金がなくてお金が有難さがわかる。親や家族から離れて、はじめて家族の有難さがわかる。 今まで、何不自由なく育ってきた誉行(たかゆき)は、生まれてはじめて親元を離れて大きな試練を迎えている。
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2013/04/28 21:52
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