官民融合し合う街づくり
官と民の融合し合う街づくり。筑豊の将来像はここにあると思っている。この地域に生まれ育ったことを誇りに思い、地域社会に貢献していくことで、ここに住んでいる人たちが豊かな暮らしや生活を実感できる。官はあくまでも民がよりよい活動ができる環境づくりの政策を実践する。言うなればバックォフィースの役割を担っていくと言っても良い。例えば企業立地にかかわるサービスをワンストップで行う。例えば、民間が事業を行うのに必要な書類を行政から取り寄せるのではなく、民間のサービスメニュの中に取り入れ、官のワンストップサービスから民のノンストップサービスを実現していく。官民協業を実現していくためには、どうしても民間サイドに立った考え方、ノウハウ、システムを学ばないといけない。是非行政と一緒になって実現していきたい。 今まではどうしても、中立公正を旨とする行政が負った「住民全体の利益」を守ろうとする使命感があったと思う。でもそれはみんなが潤った時代の話であって、今は官民協業を通じ、まず雇用拡大という成果を達成しなければならない。それは、役所のためだけじゃないし、住民だけのものでもない。立地企業も含めた地域のためにある。中国等、海外生産ばかりに傾倒していたら、モノづくりは衰退していくと、誰もが気づいている。安い人件費を求めて海外生産へシフトしてきたものが、だんだんマーケットの変化が極めて早くなり、どんな製品もすぐに陳腐化するようになってきている。だから、国内で研究開発し、国内で製造することも必要性がでてきた。田川地域に、官民協業による先進的モデル地域をいち早く立ち上げることができれば、地域は再生されると強く感じる。 |
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2006/09/10 22:55
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