今の政治家に求められているもの、それは構想力!
九州の自立を考える会の政策提言ワーキングチームに任命され、田川郡選出の県議としてではなく、もっと大きな使命と役割が自分の中で芽生えてくるような感じがしている。民間企業のサラリーマン社長だったから、何となく大きな夢やロマンを掲げて、面白おかしく周りを巻き込みながら仕事をしてきた。もちろんリスクも抱えながら失敗もしながら、粘り強く取り組むことによって新規事業も立ち上げてきた。でも、政治家となると、企業のようなわけにはいかない。責任の度合いが格段に違うし、様々な利害関係者がいるから、迂闊なことが言えないし、特に根回しや裏付けがないと逆につぶされるという事もあると思う。 ただ、これまでとまったく違った社会や制度、ガバナンスが変わる時代には・・・それこそ、大河ドラマの「軍師 官兵衛」の時代や明治維新の時代では、「安心・安全・安定」で本当にいいのかなぁと思う。たしかに小川知事の目指す「県民幸福度日本一」の構想とそれを達成するための戦略は大事なポイントだと思うけど、中央集権から地域主導型の地方分権・道州制へと劇的に変わってくるとなると、政治家特にトップリーダーに求められるのは、大胆なまでに迫力を備えた、今までと全く違った構想力じゃないかと。 田川の将来ビジョンも、やっぱり大胆な構想がないとビジョンもつまらないし、事業計画も進まない。だから構想力にすべてがかかっているとも思う。フェースブックにも書き込みをしたけど、地域・地方の時代は、別に東京に対抗する必要もなく、この九州が世界とどう関わっていけるのかが大事だと思う。そういった意味では、例えば、福岡が今の倍以上に集客力を高める事が急務だとすれば、福岡空港と24時間離発着が可能な北九州空港の一体化を図ることが必要だと感じる。倍以上の観光客が福岡に来ることになれば、九州各県への観光誘導もダイナミックとなり、互いのシナジー効果があらわれてくる。その中で、筑豊・田川が持っている立地的・自然環境・人材を活かす構想が提案できる。要するに、世界中から人・モノ・カネ・情報が集まり続ける循環をつくりさえすれば、夢のある田川の将来が見えてくる。 「経験はないけど、まずやってみよう。変わるかもしれない。何かあるかもしれない。」今の時代、そう思う気持ちが大事であり、最初から成功の道が見えている人なんているわけがない。「安全・安心・安定」ばかりを望んでも、展望が見えず、ドキドキ・ワクワクする面白味がない。やはりリスクを覚悟しながら、危機感を持って、チャレンジしチェンジしなければチャンスは生まれない。
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2014/05/19 22:55
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