福岡県少子・高齢化社会対策調査特別委員会(7月25日)
少子・高齢化社会対策調査特別委員会が開催され、議題としては次の2点。 1.福岡県次世代育英支援行動計画(後期計画)の平成25年度実施状況について 2.認知症高齢者等対策について 1.福岡県次世代育成支援行動計画〜出会い・子育て応援プラン(後期計画)〜 〇計画の概要は、少子化の流れを変えることを目指しつつ、子どもを安心して生み育てることを一層進めるため、次世代育成支援推進法に基づき平成22年3月に策定。計画の期間は、前期計画(平成17年から平成21年度)に続く、平成22年度から平成26年度までの5ヵ年となっている。
〇計画の目標としては、本県の年間の出生数が本県計画策定時の水準(46,000人)以上となることを目指している。このことにより、平成27年度以降の子どもの数の増加を図り、将来の生産年齢人口の減少に歯止めをかける。 〇計画の施策体系は、3つの基本的方向を定めている。 ・若者が結婚や子育てに夢や希望を持つ社会づくり ・子どもを安心して生み育てることができる社会づくり ・子どもの健やかな育ちと自立を応援する社会づくり 〇平成25年度の取組状況としては、7つの施策の柱ごとに、若者の就業支援や子育てと仕事の両立を推進、保育サービスの充実等に鋭意取り組んでいる。目標値を設定している41項目の中で、計画期間5年のうち4年が経過した平成25年度末の実績が、既に目標を達成したものは17項目で、目標達成に向け、順調に進捗しているものは12項目となっている。 2.認知症高齢者等の現状と今後の推計についての説明のあと、主な認知症施策についてあり、本県では、福岡県高齢者保健福祉計画(第6次)において、「認知症高齢者等を支える地域づくり」を施策の柱の一つに掲げ、次のような取り組みを行なっている。 〇認知症に関する正しい知識の普及 ・認知症フォーラムの開催(予算額:605千円) ・認知症サポーターの要請 〇認知症高齢者と家族への支援 ・認知症介護相談(予算額:765千円) ・「認知症高齢者等徘徊SOSネットワーク」の構築(予算額:6,819千円) 〇認知症介護・医療体制の充実 ・認知症医療センター(予算額:37,601千円) ・認知症サポート医の要請(予算額:224千円) ・かかりつけ医認知症対応力向上研修(予算額:908千円) ・訪問介護員等認知症対応力向上研修(予算額:2,563千円)
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2014/07/26 08:33
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