人罪・人材・人財
企業で言えば4−9月の上期決算である。どうしても下期に受注確定物件が集中している企業は、上期決算は厳しい数字にどうしてもなる。ただ、経営者は、完成基準ではなく進行基準で状態をチェックしておくことが大事で、これは経営改善の一つの要素だと思う。コストとの兼ね合いもあるが、進行基準を把握しておくと、今の進捗状況に対して、どのくらい費用がかかっているのか、あとどのくらいコストをかけられるのか、それによってきちんとした管理体制が充実し、結果収益力の向上が期待できる。 特に、人の原価管理はとても繁雑だが、しっかりとした原価管理をしておかないとプロジェクトが吹き飛んでしまう。そういった意味でプロジェクトマネージメントの役割は極めて高く、かつ重大な責務を担っている。でも今、どの業界もそこを担う人材が不足しているのが実態だと思う。一人一人の能力やスキルを分析し、個別の進捗を管理、ユーザーや外注先との意思疎通、コミュニケーション能力、そういったリーダシップとマネジメントを兼ね備えておかないと一つのプロジェクトは成功しない。すべては人材育成。これからの企業や地域の発展は、ひとえに人材の育成にかかっている。じんざいには、人罪・人材・人財があるとよく言われる。たゆまない努力によって、どんな人も人財になれることを僕は知っている。 |
その他平成18年活動報告はこちらから>>
2006/10/01 19:23
Copyright © Since 2005 Kouzakisatoshi.com. All Rights Reserved.
|