障害者就業・生活センター じゃんぷ
昨日(9月2日)、田川郡内に住まわれている発達障害のお子さんを持つ親御さんから相談を受けた。職場不適合により離職し、現在リハビリセンターに通っているとのこと。何とか就業させ、職業生活における自立をさせてあげたいとのことだった。自宅で1時間ぐらい話を伺い、発達障害ということがわからず、学校で数々のいじめを受け、それでも大学を卒業させた。社会学は得意で、歴史や考古学には非常に興味関心があり、漢字がびっしりつまっているお経の本なんかは、小さい頃からずっと見ていて覚えている。ただ、コミュニケーションとか知らない人とはなかなかうちとけられないと、一生懸命に話された。 県教委や町役場で、発掘調査や歴史資料に関する仕事など募集していないのか、電話をかけ、お願いしていたら、県には障害者就業・生活支援センターを設置しているとのことだった。障害者就業・生活センターでは、障害者の身近な地域で、雇用、保健、福祉、教育等の関係機関とのネットワークを形成し、障害者の就業面の支援お帯就業に伴う生活面の支援を一体的に行っているとのことで、田川地区は、田川市夏吉にある障害者就業・生活センターじゃんぷが開設されている。さっそく訪問し、お二人の相談員から、就職準備訓練や企業での実習斡旋・日常生活など、地域で安心して働きくらしていけるようアドバイスやお話を聞いた。 本人の話、親の話も聞きながら、人にはみんな得意とする分野、苦手なことがあり、たとえ発達障害を持っていても、成功している人はたくさんいるんですよという相談員の方の言葉に、うなずきながら、ここに来てよかったと思った。きっと、就職をお世話をしても、職場の理解や助けがないと、長続きはしないかもしれないから、就職後も仕事を継続できるように、仕事と生活の両面から支援してもらえるセンターの必要性を痛感させられた。
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2014/09/03 06:36
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