「空の水道」が集中する日本
「空の水道」が集中する日本には、「雨」に関係する言葉が多く存在する。災害と恵みの二面性を持つ雨と付き合いながら暮らしてきたから、日本人は情感に溢れているんじゃないかなぁと思う。この梅雨の時期は、農業に欠かせないものであり、貴重な水資源にもなり、恩恵を受けている。でも、近頃ではゲリラ豪雨も多く、雹や竜巻もあり、雨を表現した情感あふれる言葉も何となく使われなくなってきたように思う。雨を表現する言葉を検索したら、沢山あった。知らない言葉もあり、日本の国は奥が深いなぁ〜。 春雨〜春、しとしとと静かに降る雨。〜「春雨じゃ濡れて行こう」
秋雨〜9月中旬から下旬にかけて降る長雨。秋の長雨、秋霖、すすき梅雨とも言われる。
時雨〜秋から冬にかけて起こる、一時的に降ったり止んだりする雨や雪のこと。はこびあめ、通り雨とも言われる。
冷雨〜冬に降る冷たい雨、冬時雨とも呼ばれる。
五月雨〜梅雨。旧暦5月(ごろ)の雨。「さみだれ」の「さ」は田植えの古語で、「みだれ」は「水垂れ」で雨という意味。
喜雨〜日照り続きのあとに降る雨。慈雨とも言う。
麦雨〜麦の実る頃降る雨。五月雨と同じ。
米糠雨〜非常に細かい雨。ぬか雨や細雨とも呼ばれる。
宿雨〜連日連日降りつづく雨または前夜からの雨。
瑞雨〜穀物穀物の生長を促す喜ばしい雨。慈雨とも言う。
「雨」の四字熟語
晴耕雨読(せいこううどく)〜晴れた日には畑を耕し、雨の日には本を読む。
櫛風沐雨(しっぷうもくう)〜風雨にさらされ、諸所を奔走して苦労することのたとえ。
五風十雨(ごふうじゅうう)〜世の中が平穏無事であるたとえ。
雨過天晴(うかてんせい)〜物事の悪い状況や状態がよい方向へむかうこと。
和風細雨(わふうさいう)〜「和風」は穏やかな風、「細雨」は雨粒が細かく優しく降る雨のことで、人に忠告するときなどに穏やかな態度で接して物事を進めること。 |
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2015/06/16 16:11
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