安保理決議と身近な制度
北朝鮮への制裁決議が国連安全保障理事会で採択された。この際、どうして憲法改正という事が言われているのかを国民全体で考える時期に来ているのだと感じる。こういった話題になるとすぐに戦争は反対だ、と言われる方がおられるが、その前に大事なのは、どうしたら世界の中で、日本という国が生きていけるのかを考えてみる必要がある。つまり、どういう国にしたいのか、ということがあってはじめて、じゃこういった法律をつくりましょうという事になるのだと思う。国とかいうと遠くの話のようなので、地域に置き換えるとわかりやすい。自分たちが住んでいる地域をどのような地域にしたいのか、どうすればより良い生活を営むことができるのかを考える。そのために制度やシステム、環境を変えていくことが必要になってくる。 要するに必要なことは何なのかを考え、そしてそれが妥当なら、決まりを変えるということじゃないのか。日本には資源がない。貿易していかないと生きていけない。そのためには世界が平和じゃないと困る。したがって、世界の紛争を収めることが大切で、そのために憲法上問題であるならば、これを改正する議論が必要ということになる。 とにかく、憲法のために日本や日本国民があるんじゃない。日本や日本国民のために憲法があるんだから、どういう憲法なら、日本と日本国民にとって有益なのか、ここに尽きるんじゃないかと思う。地域に置き換えても一緒。今まで通りの制度やシステムじゃ通用しなくなってきているんだから、その時代にマッチした仕組みをきちんと整備していくことが何より大事だと思う。国連安全保障理事会の決議は、自分たちの身近な問題にもつながっている。 |
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2006/10/17 09:12
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