和して同ぜず
政治の世界に限らず、社会に出ると思想や信条が違う人とどうしても接しなければならず、出来たら避けて過ごしたいと思うところだけれども、そういう訳にはいかない。和を大事にしながらも、やたらと妥協しないことが、政治家には大事な要素だと思う。主体性を持つことが、”和して同ぜず”ということなんだと思う。そのためには寛大さと柔軟さを持ち合わせ、それでいて志を守り、人にへつらわない、そんな真の強さをを身につけたいものだと思う。”和して同ぜず”〜人間関係をよくすることをすすめながら、自説を曲げてはいけない。孔子は主体的な協調と無原則な同調との違いを説いている。逆に”同じて和せず”のような生き方をしている人もいる。 子曰、君子泰而不驕、小人驕而不泰。 ”君子は泰して驕らず、小人は驕りて泰ならず” 「人格者は泰然として落ち着いているが、決して驕り高ぶったりしない。つまらない人間は驕り高ぶってはいるが、落ち着いてゆったり構えるという事ができない。」 秋の夜長に、久しぶりに論語を読み返そう。
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2015/10/29 20:59
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