人を動かす、人の心を動かすには・・・
理屈じゃ人は動かせません。人は感じて動くものです。 山本五十六の「やって見せ 言って聞かせて させてみせ ほめてやらねば 人は動かじ」の名言がある。これには、続きがあり、「話し合い 耳を傾け 承認し 任せてやらねば 人は育たず」「やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば 人は実らず」
誠に納得する名言である。自分にできもしないことを、人にやらそうとするのは無理がある。自分がいいお手本を見せ、相手をその気にさせることができたらいいのではないか。人を動かす、人の心を動かすことのできる人っていうのは、他人の気持ちになれる人なのかもしれない。相手の身になって、相手の心(感情や望み・・・)をよく考えることが大切で、それがリーダーの条件なんだと思う。 リーダーの条件って、いろいろあると思うけど、勉強ができる、試験が良かったという人が、必ずしも良いリーダーになれるとは限らない。
試験ができる人っていうのは基本的に3つ。
一つ目は、試験問題には答えが必ずある。
二つ目は、試験はわかりやすい問題から先に解き始める。
三つ目は、自分で問題を作ることはない。
ところが、世の中に出ると、そもそも問題がどこにあるのか、その中に答えがあるかどうかわからない。難しい問題から先に片付ける。自分で問題意識を持って、自分で問題をつくっていく。世の中で事を動かす時には、順番を逆にしないとダメなんだと思う。学校の勉強ができる人というのは、世の中の価値基準とは全く逆のことをやっているから、成績が良い人が必ずしもリーダーになるとは限らないし、リーダーが必ずしも勉強ができる人とも限らない。総じてリーダーというのは、何とも言えない魅力っていうものが必要。魅力って何かと言われれば、それは大きな欠点を持っていて、でも、その短所(弱み)を補う以上のものを兼ね備えている人じゃないかと思う。そんなことを考えると、人の心を動かす魅力を持った人に出会えるって、幸せなことだなぁーと思う。
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2018/11/23 07:32
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