防災安全ガラス贈呈式
平成29年度九州北部豪雨災害被災地の添田町に対して、機能ガラス普及推進協議会・全国板硝子商工協同組合連合会・福岡県板硝子商工協同組合より、防災安全硝子が寄贈された。提供していて頂いた協会では、地域の指定避難所予定地に対し、防災安全ガラス寄贈工事を行っており、本年度は九州で初めての試みとして、添田町勤労者体育施設・そえだドームに設置された。既に寄贈工事は終わっており、防災安全ガラス254枚が設置されている。また、寄贈式の後には、添田町立真木小学校において、出張授業を開講頂き、誠にありがたく、防災教育にもきっと役立っていると思う。 地震や豪雨が発生した際、避難所に指定されている公民館や学校などの施設が破損すると、避難所として使用することができず、その地域の住民の方は別は施設へ避難しなければならない。実際に、平成23年の東日本大震災や、平成28年の熊本地震では、町役場や避難所に指定されていた体育館などで、窓ガラスが割れたり、吊り天井が落下したりしたことにより、避難所としての機能を果たせなかった例もある。避難所に、災害に強い防災安全ガラスを配備することは、町民の皆さんの安全・安心を確保することに繋がり、大変心強く感じる。災害は、とき・ひと・ところを選ばない。今回、添田町に安全安心ガラスを寄贈頂いたことを契機に、他の施設にも災害に強い窓ガラスが普及し、災害に強いまちづくりが進んでいくようにしなければならないと思う。
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2018/11/23 07:34
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