神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
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文教常任委員会管外視察(令和3年11月4日〜6日)

令和3年11月4日〜6日の日程で文教常任委員会管外視察があった。地元行事はもとより、議会・委員会活動もコロナ感染拡大に伴う緊急事態宣言もあり視察も延長されていたが、解除後コロナも抑えられたこともあり、やっと視察も行けるようになったという事。それでもコロナへの配慮があったのか、自然の広い空間で密を避けながらの視察だった。かつ、興味関心のある日本の歴史や文化を踏まえての管外視察という事もあり、文化財の維持・保存を如何に取り組んでいるか、大変参考になる視察であった。

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高野山は海抜約1,000メートルの山上に広がる盆地で、平成16年(2004年)に「紀伊山地の霊場と参詣道」として世界文化遺産に登録されている。朝夕は紫雲棚引く霊峰というにふさわしい清浄な姿をみせてくれると言う。高野山の開祖は弘法大師空海で、日本仏教の一大聖地となった。弘法大師は804年に遣唐使として、長安で真言密教を授かって、鎮護国家、済世利民の教えをかかげ、ここに日本ではじめて真言宗が誕生した。
弘法大師が高野山を真言密教にふさわしい地であると判断したのには古くから一つの物語が伝えられているとの事だった。唐から帰国の途の時に、持っていた三鈷(さんこ)を空中に投げられ、その三鈷は空中を飛行して現在の伽藍の建つ壇場の松に掛かっていたという。(本当はもっと詳しく説明されていたが・・・)
総本山金剛峰寺で説明を受けたあとに本山内を案内されたが、とても奥が深く凡人の自分にはよくわからなかった。ただ建物や文化財の修復や復元といった維持・保存には、やはり国費や県費に頼ざるをえないということであり、宮大工をはじめ職人が少なくなっているようだった。どの分野にも言えることであるが事業承継をどうしていくのか人材育成にはお金も時間も行政支援も必要だということは間違いない。高野山は初めての訪問であったが、それにしても、高さ1,000メートルのところに街が形成されているのには驚かされた。

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高野山霊宝館
金剛峰寺と高野山内117の寺院に伝わる寺宝は1,200年を経た今なお膨大な量であり、まさしく日本宗教美術の殿堂といえる。高野山霊宝館は、国宝、重要文化財などの指定文化財約28,000点を含む約100,000点にのぼる絵画・彫刻・工芸品・書跡・考古資料など収蔵しており、これら貴重な文化遺産を大切に守り伝えるとともに順次公開している。本館は、日本現存最古の木造博物館建築で、平成10年(1998年)に登録有形文化財になっている。

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H羆短咳篶饂(東塔-根本中堂)
日本仏教の母山と仰がれる比叡山を開き、鎌倉仏教の祖師たちにも多大な影響を与えた天台宗の開祖・伝教大師最澄。今年は最澄の1,200年の大遠忌を迎える。伝教大師の強い志と精神である「一隅を照らす」に触れながら、「戒壇院と法華総持院東塔」の特別拝観を案内して頂く。また、国宝根本中堂の大改修現場を滋賀県庁職員の案内説明を聞くことができ、大変貴重な現場を視察できた。根本中堂は、伝教大師最澄が延暦7年(788年)に建立したことを起源としている。以来、数度の拡張、焼失、再建を経て、現在の建物は寛永19年(1642年)、徳川家光公の命により再建されている。現在、本堂及び回廊の屋根葺替、全体の塗装や彩色の修理、飾り金具の修理、十二神将の修理を中心に平成28年から10年間をかけて修理を執行中である。本尊の薬師如来の御宝前には伝教大師の願いが込められた「不滅の法灯」が輝いていた。
また、比叡山焼き討ちから今年が450年の節目の年にあたり、織田信長、明智光秀の子孫(末裔)が比叡山延暦寺で法要をしたというニュースを思い出し、その時の様子やどういった背景があったのか質問した。やはり伝教大師最澄が亡くなって1,200年の節目と焼き討ちから450年が重なることから、「相手を許すことで、うらみを無くす」という最澄の教えに基づき、焼き討ちの犠牲者をともに悼もうと、織田家と明智家の子孫を初めて招いたとのことだった。最澄の言葉、「怨(うら)みをもって怨みに報(むく)ゆれば、怨み止(や)まず。徳をもって怨みに報ゆれば、怨みはすなわち尽(つ)く」

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ぜ賀県総合教育センター
令和2年(2020年)に、「自律的に学び続ける教職員を支援する教育センターの在り方」をテーマに、「全国教育研究所連盟研究協議会(滋賀大会)」を全国から多数関係者が集まり開催している。喫緊の教育課題や現場ニーズに対応するため、/祁織灰蹈淵Εぅ襯垢隆鏡を避けた研修・研究の在り方、■韮稗韮船好ール構想による一人一台端末環境での授業への対応、新しい学習指導要領への対応について教育センターの使命を伺いながら、「読み解く力」の育成に重点をおいた児童生徒が学びを実感できる授業づくりについて説明を受ける。ここで言う「読み解く力」っていうのは、ー腓吠絃呂篆沺▲哀薀佞ら読み解き理解する力、⊆腓紡昭圓箸里笋蠅箸蠅ら読み解き理解する力 この2つの側面と、“見・蓄積、∧析・整理、再構築、の3つのプロセスで整理していた。「読み解く力」は全ての教科等の学習や、普段の生活での友達との会話や遊び、読書など様々な場面で発揮できる力で、「読み解く力」が身につくと、学習したことをどんどん広げて活用できるようになるとしている。
質疑応答で、「レベルの高さに驚いているが、まさに政治や行政に、企業など社会で身につけなければならない力だと思う。これに加えるのであれば、何が起こるかわからない社会の中で、時代を読み解く力、また実際に「読み解く力」を持っているあるべき姿はどんな人なのか、そして子供たちが「読み解く力」を学んで社会人として巣立った時にどのような人物に成長しているのか、検証するが必要だと感じる」と最後に意見を申し上げた。

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2021.11.06 20:14


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