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国際化・多文化共生社会調査特別委員会管外視察(青森県・岩手県)
国際化・多文化共生社会調査特別委員会管外視察(青森県・岩手県)
令和 3年11月17日#1231619日の日程で、福岡県国際化・多文化共生社会調査特別委員会管外視察でした。
○青森県立美術館
青森県の個性豊かな芸術文化を世界に向け発信することを目的に平成18年7月に開館しています。三内丸山遺跡と一体化の文化振興拠点として、青森県観光局が運営しています。観光施設として県下の5つの美術館と連携しているところがユニークでした。「アート県あおもり」として青森県の魅力向上と情報発信基地として取り組んでいました。
福岡県立美術館建設の最終案がまもなく発表されますが、今後の県立美術館の在り方に大変参考となるものでした。
○アーツ・トワダ、十和田市現代美術館
ここは凄いとバスから降りた瞬間に思いました。十和田市「官庁街通り」がそのままArtu Towadaとして、官庁街通り全体が美術館となっています。現代美術館、アート作品、アートプログラムを一体化した“まちづくり”を目指しているのがわかります。その中核施設がArtu Towadaの現代美術館でした。
○八戸市役所/八戸市美術館
八戸市役所では、多文化共生社会づくりについて具体的な施策とその実績について説明を受けました。
その後、役所前の八戸市美術館に行きました。出会いと学びのアートファームをコンセプトに「種を蒔き、人を育み、100年後の八戸を創造する美術館 」として11月3日に開館しました。ひとが活動する空間を大きく確保し、「もの」や「こと」を生み出す新しいかたちの美術館だと説明されていました。
○南部鉄器#12316(株)岩鋳(IYACHU)工場・本社
伝統工芸のグローバル戦略・海外展開について調査活動でした。岩鋳は明治35年に創業して以来、南部鐵器の伝統を守りながら、かつ海外に向けて新規販売戦略を手掛けています。時代の変化に対応するために1800種類の多彩な製品を開発し、釜師と呼ばれる職人の手によって支えられていました。
私からも数年前に400年の歴史と伝統に支えられ、海外戦略で成功した有田焼を引き合いに出した質問をさせて頂きました。
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2021/11/21 06:13
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