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令和4年9月定例会一般質問〜田川地域の雇用創出と関係人口の促進
令和4年9月定例会一般質問〜田川地域の雇用創出と関係人口の促進
令和4年9月20日、令和4年9月定例会一般質問をしました。折しも9月20日は誕生日と重なり、かつ人生の節目となる還暦を迎えての質問でありました。
「夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に夢なき者に成功なし。」これは吉田松陰の言葉です。私のホームページ(ブログ)のタイトルは、”夢からはじまる”なんですが、まさに、吉田松陰の言葉の通りなんです。吉田松陰の生誕は1830年9月20日、私の誕生日は1962年9月20日であり、今日の質問の冒頭に、この言葉を引用しました。
PDFはこちらから(全文)
知事答弁骨子は以下の通りでした。
田川地域における雇用創出について
〇 県としては、国道201号飯塚庄内田川バイパスや国道322号香春大任バイパスなどの道路をはじめ、白鳥工業団地、田川工業用水道、学校等の遊休不動産などのインフラを活かした企業誘致を進めている。これまで、県立田川商業高校の校舎を含めた跡地を活用しためんべい添田工場を誘致したほか、令和となってから、自動車部品のプレス加工会社ユニテクノなど3社を誘致している。また、福岡県立大学等と連携して医療福祉関連機器分野に参入する企業への支援などに取り組んでおり、今後この分野におけるさらなる集積を目指してまいる。
〇 農業では、盆地特有の寒暖差を活かした美味しい米づくりに加え、トルコギキョウや小松菜といった園芸品目の産地化を進めてきた。近年では、水田をフル活用するため、スマート農業機械の導入を支援し、麦や大豆の生産拡大と品質向上に取り組むとともに、夏秋ナスや花のケイトウといった新たな品目の産地づくりにも取り組んでいるところである。
〇 さらに、一流のフレンチが堪能できる平成筑豊鉄道の「ことこと列車」の運行や霊峰英彦山を活用した海外の映画やドラマのロケーション誘致、観光拠点としての英彦山宿坊跡の再整備など創意工夫をこらした新たな取組も進めている。
〇 今後とも、田川地域の持つ特性や資源を活かし、市町村と連携して、産業振興を図り、雇用の創出につなげてまいる。
田川地域の関係人口を増やす取組について
〇 関係人口とは、地域外に居住しながら、地域の人々と継続的に多様な関わりを持っている方々のことであり、地域振興を図る上で大変重要な存在であると考えている。特に、若者の流出、高齢化が進む地域においては、地域外の方々が担い手として地域に積極的に関わることで、多様な視点や力が加わり、地域が活性化するものと認識している。
〇 これまで、県としては、関係人口の創出・拡大を図るため、「ふくおかファンクラブ」を設立し、令和3年度末で、県内外の約21,000人の方に登録いただき、地域の体験イベントやお祭りなどの情報を提供してきた。
〇 今後は、会員になっていただいた方々に、地域との結びつきをさらに強めていただくため、これまでのイベント情報の発信に加え、例えば、田川地域におけるまちづくりの参画やお祭りの担い手としての参加など、市町村が地域外の方に関わってもらいたい役割についても発信し、実践につなげてまいる。また、田川地域の市町村や経済界、福岡県立大学なども交えた「ふくおかファンクラブ」会員交流会を開催し、地域外の方と地域との深いつながりを築く機会を作ってまいる。
〇 さらに、オンラインゲーム「マインクラフト」を活用した仮想空間「福岡ワールド」を作り上げるコンテストの課題に田川地域の「二本煙突・伊田竪坑櫓」を挙げるなど、地域内外の方に、幅広く田川地域への関心を高めていただくような取組を進めている。
〇 そのほか、田川市では、パラリンピックの事前キャンプで使用されたトレーラーハウスを活用したスポーツ合宿の誘致にも取り組んでいる。
〇 市町村と連携しながら、このような取組を推進し、関係人口の拡大・深化を図ってまいる。 |
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2022/09/20 20:34
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