何気ない生活の中で
先日久しぶりに家でたこ焼きorお好み焼き大会しようと思い、お好み焼粉にキャベツ、もやしと、どちらでもいいように豚バラとタコの刺身、それにソースを買ってきた。それで妻に今日はお好み焼大会をしようと持ちかけたら、「材料がないよ」と言うので材料ならほらあるよと取り出すと、でも肝心なものがないと言う。一瞬、げぇ何やろうか?青のりも鰹節も家にあるし、買い忘れたものは何だと考えたが思いつかない。「なんかい?肝心なものっち?」 と僕が聞くと、すると、「やる気がない」 (そっそうか、やる気がないのか) 僕はお好み焼きを食べる気満々だったので、仕方がない。自分で買ってきた材料でせっせと作った。何度も何度も作るが、子どもたちの食べるのがとても早く、あっという間になくなる。結局材料が尽きて、僕は一口しか食べられなかった。 アツアツのお好み焼きを食べながらゆっくりとビールを飲もうと思っていたのに・・・ささやかな幸せも、妻は予めこうなる事を予想していたみたいだった。 何気ない生活の中に、夫婦の駆け引きがある。いや、男は後から気づくのである。 |
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2007/10/05 20:42
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