風林火山を見ていて
NHK大河ドラマ「風林火山」を見ながら、戦国時代甲斐の武田信玄に仕えた山本勘助の主君に対する接し方を学ぶことができる。主君である武田信玄の性格をよく知っている。主君は気が短く、忙しい。だから、用を命じられるとすぐに結論から報告する事が大事である。しかも、簡潔に。成功した時は決して得意になって自慢めいた話などしない。というのも、その時は褒められるが、後でさげすまれ、まわりからも嫉妬されるだけで、何の得にもならない。武田家だけじゃなく、長尾家(上杉家)も今川家も軍師が優れている様子が大河ドラマをみていてよくわかる。主君あっての軍師であり、その軍師の長所短所もよく理解して使いこなすからこそ、名君と言われるんだろうと思う。 山本勘助という名将を活用した武田信玄もまた名君である。よく、部下は上司のことは3日あれば知る。上司は部下を知るのに3年かかるといわれるくらい、部下のことをよく知らないのが現状なんだと思う。でも、それじゃなかなか統率できない。もっと、コミュニケーションを図らないといけない。部下の実力を知っていれば、行動を起こしてからは迷うことがなく、戦っても苦境に陥ることはない、とは孫子の兵法の「兵を知る者は、動いて迷わず、挙げて窮せず」 言葉の中にもある。 |
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2007/10/14 21:12
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