ITを切り口にした農業
福岡県農政連から推薦を頂いていたので、10日(月)夜に田川農協本所に出向くことになっている。安心・安全で、健康によいものを食べたい。このようなニーズの高まりによって、農業や食料に対する消費者の関心はますます熱を帯びているんじゃないかと思われる。選挙の時はITをセグメントの政策を訴えていた。 一番の問題は農業後継者じゃないか。それでも、他産業から転身して農業を始める人や定年を迎えて農業に取り組む人など新規就農者は少しずつ増加していると聞く。そんな新規就農者の支援する仕組み、技術やノウハウを口伝えじゃなく、しっかりとした形で伝えていく必要があるんじゃないかと思う。ベテランの農業生産者が持つ技術やノウハウ、さらには農業生産にかかわるデータをできるだけ数多く集め、それを基に意志決定支援システムをつくっていけば、そうした人たちをサポートしていけるはずである。 例えば工場で何かものをつくろうとするとき、その製造手順や製品の評価基準など、すべてドキュメント化されている。これを農業分野でも同様にドキュメントなりを整備していくことが大切じゃないかと思う。今トレーサビリティの実用化、例えば農薬使用履歴の事後確認が行われるようになっている。使用基準を満たしながら、農薬をいかに有効に使っていくかは、農業生産における重要なノウハウのひとつという。農薬ナビというサイトがある。食の安全・安心に取り組んでいるユビキタス社会の一つであり、ITの活用は間違いなく農業生産でも重要なツールとなっている。
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2007/12/07 05:41
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