やれる人から実践する
今年2月初旬だったと思う。田川情報センターでクリエイティブジャパン鬼丸さんやサムエムeーショップの江頭さん、後藤寺商店街秋月屋の中寺さんたちと街づくりの打ち合わせをしていた時、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)を地域活性化に活かせないかという議論になった。また、高齢化社会の中で介護・老人施設の入居している人に健康で元気になってもらうためにも、商店街で買い物を楽しんでもらうためのツアーを企画すればどうでしょうか、という投げかけもしていた。すると、両方の企画とも直ぐに実行に移してくれている。炭都”たがわtixi ”のオフ会、カクテル列車を実行したり、施設の商店街買い物ツアーも取り組んでいる。いろいろ反対意見もあると思う。頭の固い人や新しいチャレンジに異議をする人もいる。それを説得するには、相当なエネルギーとパワーが必要である。でも今の時代は、そのパワーがあるのなら、できる人からできる所から実践に移した方がいいんじゃないかと思う時もある。 炭都”たがわtixi ”を評価してくれているブログ記事があった。http://blogs.yahoo.co.jp/kirara3343/55437418.html mixiの田川版である。古術同様、地元でも、まだ、無名である。従って、加入者も少ない。 しかし、このサイト、コアなメンバーは、なかなかの論客揃いで、質は、非常に高い。 一般的に、ネット=嘘、虚言がまかり通る世界というイメージがあるが、地元密着のサイトだけに、内容も優れてリアリティがある。 そして、何よりも、志が高い。地域浮揚への切なる願いが、基調となっており、読み応えのある記事が多い。 正直、このように評価してもらえるとうれしい。またいろいろ仕掛けようとも思う。やれることは全部やろう。失敗してもいい。そこからまた何かが生まれてくるんだと思う。 今日もネットで殺害を予告する書き込みがあり、小学生の悪戯だと報道があった。秋葉原事件に端を発したサイトの書き込み、規制をするだけじゃダメだと感じる。また、今学校では裏サイトだとか、誹謗中傷のような書き込みが行なわれているらしい。情報の光と影をしっかり教えていく必要がある。子供は未だ発達段階だからどうしても指導が必要であり、教育の中で自分自身で取捨選択できる能力を身に付けさせなければならない。情報社会において犯罪に巻き込まれないように予め規制をかける事も重要だけれども、情報活用の実践力をつけることも大切である。ネットだけじゃなく日常生活の様々な中から情報収集し、自分なり加工・編集して、相手に情報を発信・伝達する能力。まず、炭都”たがわtixi ”のように閉ざされたネットの活用で、田川の子供たちにコミュニケーション能力をつけられないものか。一度、小中学校の先生を交えて授業で取り組めないものかどうか相談してみよう。平成8年から2年間、旧方城町伊方小学校・弁城小学校の5・6年生の情報教育に携わった。子どもたち自身が自分自身のホームページをつくり、両小学校で紹介しあった。方城中学校に入学すると既にみんな知り合いになっていたと、後で子供たちから聞いた。この炭都”たがわtixi ”だったら大人たちも一緒に参加しているので、世代間交流もまた生まれるかもしれない。そのためにも、指導する学校・自治体・企業そして家庭などがそれぞれの立場からネット教育を行ない、子どもに安全なネット文化を構築してくことが急務だと思う。メールやネットの使い方を子どもと一緒に考えていくこと。ここを避けてはいけないと強く思った。
2008/07/08 21:30 |
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