国民総幸福量〜ブータン王国
GNH国民総幸福量という価値観を国是としている国、ブータン王国。ブータン王国は総人口70万人足らずの農業国で、総面積は九州とほぼ同じぐらい。ヒマラヤの雪解け水が豊富に供給され水不足の心配はなく、農業に適している。また、森林面積も国土の7割まで拡大し、自然環境保護にも努め、自然と人間の共存を目指しているという。 「国民総幸福量」の概念はこう説かれている。目的と手段を混同してはいけない。経済成長自体が国家の目標であってはならない。目標はただひとつ、国民の幸せに尽きる。経済成長は幸せを求めるために必要な数多い手段のうちのひとつでしかない。そして、富の増加が幸福に直接つながると考えるのは間違いである。つまり、全てにおいてまずは人間中心の政策をブータン王国はとっているのである。 そんなブータンに一度行ってみたいな。きっと感動の旅になるじゃないかなと思っていたが、添田町に行った人がいた。大正町にある焼き鳥「鳥ぴん」の女将さん。前に育子(妻)と一緒に食べに行った時にブータンの話をしてくれた。いろいろ話を聞いていると年に1・2度海外に友達と旅に出かけているとの事。アラスカ、トルコ、アフリカも2ヵ国行っていたと話されていたなぁ。百聞は一見にしかず、肌で感じたこと、自分で見た光景、現地の人たちとの交流。いろんな話を聞かせてくれて面白い。昨日は地元添田の武貞さんや田川市伊田商店街で乾物や珈琲豆を取り扱っている三好さんと一緒に鳥ぴんで一杯飲みながら女将さんの話を聞き入っていた。途中、佐護さんや押川さんも添田夏祭りの話し合いが終わったあとに駆けつけてくれ、またまた一緒に飲ミニュケーションになった。でも、いろんなジャンルの話が出るのがいい。それを政策にどう活かせるのかを考えることができる。明日でもまたブログで書こうと思う。 そう、昼間だけが仕事じゃないんだよなぁ。夜の涼しい時間、楽しい会話の中から潜在的に眠っているアイデアやちょっとした構想が出てくる。まさに夜のちょっと一杯は宝の山なんだと感じる。そうそう、鳥一(とりぴん)の大将は義父(山本徳孝)の教え子であり、本当に世間って狭いよなぁ。田川にも添田町にも面白い人たちがたくさんいる。掘り起こせば凄いパワーになるんだと思う。地域にとっての財産をもっと活用する場がないものかなぁ。
2008/07/29 20:15 |
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