地元から総理を!
麻生太郎先生の昨日の講演が、新聞に掲載されニュースでどんどん報道されていた。改めて自民党総裁=内閣総理大臣という重みというか影響力というか、凄いことだと思う。候補者乱立で一回目で決着がつかない場合、決選投票の可能性があるだけに予断が許されない状況だという。新聞やテレビニュースを見ていて明らかに他候補と違うところは、経済問題をしっかりと話されていることだと感じる。会社を例えながら、「コスト削減と同時に売上をどう伸ばすか、利益の最大化を如何に図るかを考えるだろう」と上げ潮か、増税かという単純な話ではないと言われていた。まったくその通りであり、経営の基本は「入るを図り出ずるを制す」であり、地域経済成功の最大のテーマは、「入るを図る」ことであり、「需要を創造する」ことである。財政再建よりも景気対策を優先する主張は、他候補との意見が分かれるところ。きちんと政策論争を展開して、どの政策が今の日本にとって取るべき道なのか説得力ある討論を聞きてみたいと思う。 一つ聞いてみたいことがある。小泉総理の「構造改革なくして成長なし」という聖域なき構造改革を、多くの国民は支持していた。改革には痛みを伴うが、小泉総理の勇気と決断が、長期にわたる低迷と閉塞感に終止符を打ち、将来への明るい展望を期待していたんだと思う。でも痛みに対しての手当てもなく、実感できない経済回復に何となく不安を抱くようになったんじゃないのか。「そもそも経済成長が目的で構造改革は手段だったんじゃないのか」と思う。改革は必要、でも改革は手立てであり、成長がめあて なんじゃないのか。地方の現場を是非見て頂きたいと思う。 福岡からの宰相は広田弘毅以来70年ぶりであり、九州出身は3人だけ。地元は大いに燃えている。地元から総理をとみんな期待している。
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