対立軸がよくわからない。
久しぶりの明るいニュースだった。2008年のノーベル物理学賞に日本人(南部一郎・シカゴ大学名誉教授、小林誠・日本学術振興会理事、益川敏英・京都産業大学教授)3人が独占するという快挙となった。新聞で読んでもよくわからない研究・成果だけれども、何れも30年前に書かれた論文だったというから何とも凄い事だと思う。 さて衆院予算委員会も補正予算案が通過する見通しになった。あとは参院ということだけれども16日にも成立する公算が大きいという。国会中継をラジオで聞きながら、またニュース・新聞報道を見ていて思ったのは、自民党と民主党との対立軸がよくわからなかった。現状認識は共有できていると思うが、日本のあるべき姿や大局観っていうか国家目標という違いがそんなにないんじゃないのかと思った。達成するための手法や手段ばかり論じているようにも思えた。枝葉末節な論議をしてもどうしても対立軸が見いだせない。社民党や共産党とはあきらかに違いはわかるけど・・・ 国民新党もそもそも郵政民営化選挙で自民党とたもとを分かつことになったが、どこに国家観や大局観に違いがあるのか?それがどうして民主党と一緒になろうとしたのか?よくわからない。 例えば、世界の中の日本の役割、外交・防衛での国際貢献をどのようにしようと思っているのか、地域主権型地方分権社会へと移行しようとしているのか・それとも現在の中央集権社会のままで全国格差社会のない世の中を創ろうとしているのかといった対立軸を示してくれるとわかりやすい。 その中で政界再編があってもいいのでは?と思ったりした。大きな対立軸を示してほしい。
2008/10/08 09:49 |
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