先の見えない市場〜株式乱高下
一昨日株式が持ち直したと少し安堵していたら、今日(16日)は、あの'87年のブラックマンデーに次ぐ下落率だった。前日の米国株価の急落を受けてのことだと思うが、経済がグローバリゼーションになっているから即座に反応を受ける。アジア市場も軒並み株価が下落していて、また世界同時株安の様相となってきた。不安が不安を呼び、楽観が楽観を生むような感じかなぁ。 今日、補正予算案は成立したとニュースで見た。総額1兆8081億円で、中小企業向け資金繰り支援、燃料高騰に伴う農林水産業向け支援などが柱。原材料・仕入れ価格の高騰により大きな影響を受ける業種を幅広く対象とする緊急保証制度が創設される予定だという。緊急保証制度の対象業種は、現在セーフティネット保証の対象になっている185業種から、一気に小売業や飲食業を含む500以上の業種へ指定拡大されるということなので、かなりの中小、小規模事業所までもが対象になる。一刻も早く円滑に支援してもらいたい。じゃないと多くの中小企業・零細企業それに地方企業は、年末・年度末の資金繰りが本当に大変な状況になんだから・・・消費・投資とも何となく控えようとする気持ちになってくると実体経済悪化は免れない。そうなると大胆な追加経済対策がもっと必要になってくるんじゃないのか。 新聞報道等によれば、野党のみならず自民党からも衆院総選挙の日程が11月23日・30日投開票と報道されている。麻生首相は「私が決めます」と何度も言っているのに、どうして日程がまことしやかに流されるんやろうか?とても不思議?それと政治家の人たちは本当に危機的状況にある中小企業や地方経済、そして生活への不安が募る国民の事を第一に考えているんやろうか?ポスター・看板も張り出され、選挙事務所も立ち上がり、止めるに止められない状況なのはわかるけど、世界恐慌につながりかねない状況だし、11月4日にあるアメリカ大統領選挙も世界経済が大きく左右される。すべての事を考えて決断される総理大臣って孤独だなぁと思う。
2008/10/16 22:21 |
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