神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
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原点を気づかせてくれた人たち

うれしい情報(便り)が海外よりきた。今年7月より赴任されている欧州三井物産の村田良一さん(祝転勤!ロンドンへ)からのメールだった。

神崎さん 嬉しい話です。昨日、欧州委員会のあるブラッセル(ベルギー)にて、日本と欧州各国(イギリス、フランス、ドイツ、チェコ、フィンランドなど)が産業交流を図ることを目的として開催した日欧産業協力のセミナーに参加してきました。

http://www.eu-japan.eu/global/seminar-29october08.html

 この中で我が国における産業クラスター成功事例の一つとして「飯塚トライバレー構想」がJRTROの清水産業技術部長(経産省課長級の方)より紹介されました。成功のポイントが、飯塚市が積極的な産官学連携施策を取り、海外の学術機関である「スタンフォード大学」を誘致した上で、IT関連のベンチャー企業の育成等も行っている点と紹介されていました。内情を良く知るものとしては、多少美化され過ぎではと思うところもありますが、現実の世界では、まったくキレイな成功事例などはありませんので、先ずは光栄なことだと素直に受け止めるべきでしょう。

また今日は久しぶりの人からも電話を頂いた。元麻生総研ディレクターの松田美幸さん(今は麻生塾)。10年ぐらい前に、筑豊から世界に向けて情報発信する市民活動、地球っ子ネットワーク(CHI-NET)を運営委員の一人として一緒に取り組んだ。CHI-NETは子どものためのインターネットセミナー、夏休みコンピュータキャンプ、国際理解セミナーなどの教育活動を通して、自分や自分の生まれた地域に『自信と誇り』を持ち、他の人と、『分かち合い、協力する』気持ちをもった地球っ子を育てていくことを目的としている。また相談に乗ってもらえないかという連絡だった。少しでも役に立てることがあれば何でもしようと思う。

そう、松田美幸さんとの出会いは地球っ子だったんだ。あの頃は筑豊を何とかしなければ、何から手をつければいい?やっぱり教育だ!時間はかかるけど、子どもたちの教育に力を入れないとダメなんだと純粋にそう思っていた。だから学校の先生たちと一緒に教育を語り、企業としてボランティアとして取り組んでいた。あれから10年、どのくらい達成できたかなぁ?いつの間にやら忙しさと自分自身の環境の変化で忘れてしまっていたんじゃないのか。本当にやりたかったのは、筑豊の子どもたちの教育だったんだと、今日電話をもらって気づいた。来週松田さんと会う約束しているから、いろいろ話そう。そして原点に立ち返ろう。

また別の話で、11月15,16日飯塚第一体育館でbjリーグ戦、ライジング福岡がやってくる。球団代表の山本華世さんから直接電話で、是非飯塚の人たちに声をかけて下さいと頼まれ、チケットも大量(?)に発送してくれるそうで、皆さん是非とも観戦をお願いします。

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2008/11/05 22:59

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