神崎聡(こうざきさとし)夢からはじまる
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謹啓、総理大臣 麻生太郎 様

謹啓、総理大臣 麻生太郎 様

師走の候、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

大変ご無沙汰を致しております。神崎聡でございます。

第92代内閣総理大臣、謹んでお慶び申し上げます。本当におめでとうございます。首相に就任なされて2ヵ月、新聞やテレビ報道を拝見いたし、総理大臣としての重責、そしてその責任の重さ、本当に想像を絶する日々だと思います。一国民として感謝の気持ちでいっぱいです。

総理は、「強くて明るい日本、私たちが国民として誇りをもてる日本をつくりあげていきます。」とおっしゃられました。そして、「私は、逃げない政治、責任をもって実行する政治の実現に一身を賭します。」と力強く、総理としての使命感を語られました。大変な時代の中で、その言葉にどのくらい多くの人が勇気づけられたことでしょう。緊急の課題は、雇用問題、景気回復でありますが、何としても米金融危機から発せられた経済危機を、麻生総理の手腕で突破して頂きたいと存じます。同時に私は、今の閉塞感を打破し、今までと違った価値観・社会のあり方、将来に希望が持てる世の中への道筋をつけて頂きたいと心から願っています。それは、明治以来の中央集権体制から分権体制・地域自立体制へと新しい国のかたち、それを創る新しい政治を多くの人が心の中で望んでいるからだと思うんです。

麻生総理は、「地方の元気が日本の元気の源である」とよく言われておられます。そのためには、中央で考えた一律の政策を当てはめるのではなく、首長をはじめとした地域の政治を担っている人たちが経営者になって、地域の実情や地域の経営戦略に基づき立案・実施する、分権社会を構築していかなければならないと思います。

政府の地方分権改革推進委員会が第2次勧告を決定致しました。行政の無駄を省き、地方を活性化する視点からも、新しい国のかたちを私たち国民に提示して頂きたいと存じます。小泉構造改革は、既存の政治行政システムの既得権益を破壊しました。新しい国家を創造するに至っていません。麻生総理の「簡素で温かい政府、小さくても強い政府」を目指すためにも、行政改革は政治主導でなくては実現できないと思います。本当に官僚の抵抗は凄まじいものだと思います。官僚の抵抗を乗り越えていくためには、政治改革とりわけ(衆議院・参議院)議員削減も必要になってくるんじゃないでしょうか。「新しい国のかたち」を創るために、果敢に挑戦する政治力を国民は望んでいるんだと感じます。

寒さ厳しくなってきております。くれぐれもお身体にご自愛下さいますよう、お祈り致しております。

                                                    敬具


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コメント

1. 名前:神崎聡 - 2008/12/12 16:45
chikaraさん、元気ですか?久しぶりです。前にテレビ出演されたのを偶然見て、びっくりしました。 さて、麻生政権ですが、本当に厳しい運営を強いられていると思います。会社経営でも、行くも地獄、戻るも地獄という場合がありますが、それでも逃げる事はできません。こんな時は、やはり勇気を持って信じる道を歩むしかないんだと思います。 内閣支持率低下〜それでも僕は支持をする。 http://kouzakisatoshi.com/hpgen/HPB/entries/709.html 僕の気持ちは、この一点につきます。
2. 名前:chikara - 2008/12/12 14:56
拝啓  神崎聡様 麻生内閣は、株価で言えば額面割れ寸前。倒産への危険水域に近づいています。 小沢一郎は嫌いですが、民主に一度政権をとらせるのも、自民党の復権、政界再編へ向けて将来的に良い方向性へ向かうのではないかと思い始めました。 前門の虎、後門の狼。 船頭多くして、船山へ上る。 1月の通常国会が大変だ! 写真を拝見すると、多少メタボ気味だよね。酒席も多いだろうが、健康管理には十分にご留意下さい。 では、またの機会に。

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