屋久島、永田小学校で平成22年度「かめんこ留学」の募集があり、陽行(あきゆき・小4)を応募させ、一昨日(12月12日)面接試験を受けた。結果は、来年2月初旬にしかわからないとの事。今年は町の予算の関係で募集人数が減り、逆に応募者は例年に比べて全国から多数応募がきていて、狭き門との事だった。まぁ、親としては長女未悠(みゆう)、長男颯行(はやゆき)とも1年間の”かめんこ留学”をさせて頂いたので、陽行(あきゆき)も同じように機会を与えてもらえれば、こんな嬉しいことはないと思っている。
12月11日(金)22時、屋久島へ向けて添田を出発する。冷水トンネルを通り、小郡インターから九州道に入る。鹿児島まで高速で約3時間、鹿児島ICで降りてから、約30分で鹿児島港に着く。到着時間は午前3時前ぐらいで、近くの駐車場で仮眠する。屋久島行きは、大体このパターンが多い。未悠(みゆう)は、里親さんが種子島に引っ越されていて、トッピーに乗って種子島へ単独行動。僕らは、8時40分発のフェリー屋久島2で出港する。宮之浦港から永田まで車で約30分。レンタカーで、まずは颯行(はやゆき)の里親さんのお宅に伺う。颯行は、里親さんの家に泊まらせてもらい、僕ら(妻・陽行(あきゆき)・誉行(たかゆき)4人)は、宮之浦港近くのホテル縄文に宿泊する。夕食は、このホテルのすぐ隣に創作料理「隠れ家」という居酒屋で食べたけど、良いお店を見つけたと妻と2人大喜び。
面接は、12日(土)19時30分から50分ぐらいだった。子どもへの質問だけじゃなく、両親への質問もあり、どう評価されたやら・・・ここの山村留学は「人の子も 我が子も 同じ永田の子」って言う理念があり、ここが素晴らしい。この精神は永田地区のすべての人たちに受け継がれていて、教育熱心な土地柄がよくわかる。実は、屋久島、特に”かめんこ留学”から、街づくり・人づくりに活かせるヒントがたくさんある。新3K(健康・環境・観光)にプラスK(教育)を加え、地域の産業としてシステム作りをすることで、過疎化・高齢化・公共工事依存からの脱却への一歩が見えてくる。一度、きちんとレポートにまとめ、永田の人たちにも見てもらいたいと思う。そう考えると、田川にはまだまだチャンスが限りなくあると思った。
平成19年度かめんこ留学(颯行)〜旅立ち
平成19年度かめんこ留学〜迎え
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