1993年と2009年がどうしても重なる
今日(1月23日)、東京地検で小沢民主党幹事長の事情聴取が行なわれるという。土地購入に伴う収支報告書不記載の認識があったのかどうなのか、ゼネコンからの献金が使われたのかどうなのか、あきらかになっていくのかなぁ〜。 1993年の時を思い出した。金丸信元自民党副総裁の脱税逮捕である。当時、金丸副総裁は佐川急便からの5億円の政治献金を政治資金収支報告書に記載していなかった。ところが、検察は事情聴取をしないで、略式起訴、たしか罰金20万円ですませたんだったと思う。検察はマスコミや世論からえらく批判された。その後、威信をかけた検察は、金丸容疑者を脱税で逮捕し、家宅捜索で金の延べ棒が出てきたのはまだ記憶に残っている。政治資金規正法を切り口に脱税で逮捕したということだった。今度の4億円が政治資金収支報告に届けられていないとするならば、所得申告をしていない脱税との見方もできるそうだけど、既に時効だと言う。ただ、それ以降もゼネコン各社が献金した事実があれば、金丸元副総裁逮捕と同じパターンとなっていく。ここのところがどうなっていくのか気になるところ。 1993年小沢一郎幹事長は、派閥抗争の末に羽田派を立ち上げ、宮沢内閣不信任案で賛成に回り可決、解散となった。そして離党して新生党結成。そして8党派連合による細川内閣誕生。その後については、細川・羽田政権の末路を忘れたのか に書いている通り。1993年という年は本当に大きな節目であったし、今の現状も何となくあの時代と重なってくる。その後、失われた10年と言われていたけど、既に20年経とうとしている。政局は面白いけど、政局よりも政策と言い続ける真の政治を行なわなければなぁ〜って思う。 |
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2010/01/23 08:19
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