地域を変える政策提案能力と実践力
田川地域が自立できていないと言われるのは、あまりにも中央に依存しきってきたからなんだと思う。石炭からセメントへと地域の資源を最大限生かしながら次の産業が育成できなかったのは何故か。地方がどうしようもないぐらい疲弊しきっちょんじゃないかと本当に思う。地方経済を活性化させ、繁栄させるため、どのような方策をとるべきなのか。 世界一効率的で、世界一平等で、全国一律に政策を推し進めた中央集権では、もう地域のニーズに応えられない。霞が関依存のやり方で地域を発展させていくこと自体、もう無理なんだと誰しもわかってきた。総務省や経済産業省等に仕事で行っていたけど、地域の実態がわかり、アイデアや構想を持っていたのは間違いなく僕らの方だった。権限とお金さえ委譲すれば立派な経営ができる思う。だから、これから求められる地域のリーダーとしての政治家の資質は、中央からほどこされる限られたパイを奪い合うことじゃなくて、如何に需要を創出して他地域と競えるかということになる。雇用確保のための新産業創出という地域の将来ビジョンがとても大事なんだと思う。世界から人・お金・情報・企業(産業)を集積させるためには、どういった構想で、それを具体的にどのように達成していくのか、政策提案能力を持った政治家の役割と責任は本当に重いと思う。日本を変える原動力は、地方を変えられる政策提案力と実践力しかないんじゃないのかと僕はそう思う。 国は外交・防衛・通貨・司法に特化してもらい、教育や医療・福祉、雇用・産業促進といった身近な問題は地方に任せてもらいたいと思う。それだけ地方の責任、とりわけ地域経営を任せられる政治家の責任は重い。そして、政治家を選ぶ地域の有権者の皆さんにも責任が伴ってくる。だから、具体的な政策提案能力とそれを達成させるための具体的手段をきちんと有権者に訴えないといけない。 |
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2010/05/17 19:58
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